「2020年1月の新刊 下」をアップ

ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録2020年1月21日から1月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年1月の新刊 下」を掲載しました。

今回は、角川文庫から刊行される、夢枕獏さんの長編時代小説、『ヤマンタカ 上・下 大菩薩峠血風録』を紹介します。

往年の時代小説・時代劇ファンにはおなじみの、中里介山さんの未完の大作時代小説「大菩薩峠」の世界に、伝奇小説の名手、夢枕獏さんが挑みます。

時は幕末。府中から日野にかけての甲州街道沿いに辻斬りが出現。一方、大菩薩峠で、深編笠の武士によって老巡礼が惨殺される。4年に1度開かれる奉納試合と関係があるとみた土方歳三は、自分もその試合に出るため天然理心流に入門する。出場するのは「音無しの構え」で知られる剣客・机竜之助、甲源一刀流の師範・宇津木文之丞ら猛者たち。そしてついに奉納試合の日が。人間の欲望や本能を突き付けられる、熱き剣豪小説。
(Amazon内容紹介より)

本書は、「大菩薩峠」を再構成した時代エンターテインメントです。
4年に1度の奉納試合で御岳の社に集った、机竜之助、宇津木文之丞ら剣豪たちが繰り広げるチャンバラシーンの連続。死闘の行方は、彼らが辿る運命は?
土方歳三が、机らと絡んでいくストーリー展開は気になります。

ヤマンタカとは、閻魔大王をも殺す最凶の明王のこと。大威徳明王(だいいとくみょうおう)ともいいます。

「大菩薩峠」に興味を持ったら、5,000ページを超えるオリジナルに挑戦してみるのもありです。

→2020年1月の新刊 下

■Amazon.co.jp
『ヤマンタカ 上 大菩薩峠血風録』(夢枕獏・角川文庫)
『ヤマンタカ 下 大菩薩峠血風録』(夢枕獏・角川文庫)
『大菩薩峠』(全巻) 改版 Kindle版(中里介山・Amazon)

夢枕獏|時代小説ガイド
夢枕獏|ゆめまくらばく|作家 1951年、小田原生まれ。 1989年、「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞。 1998年、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。 ■時代小説SHOW 投稿記事 ...