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日本と世界の歴史の流れが俯瞰できる、戦国ファンの並列年表

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『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』|安藤優一郎監修|ホビージャパン

並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表歴史家の安藤優一郎さん監修の歴史年表、『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』(ホビージャパン)をご恵贈いただきました。

日本史世界史の年表を並べて掲載して、同時代の世界の動きがわかる「並列年表」は、いくつか発行されています。
しかしながら、本書のように、時代を戦国時代に絞っている並列年表は、あまり見たことがありません。

受験用ではなく、刀剣ファン向けの「刀剣画報」の編集部がつくったこの本は、戦国好き、武将好き向けだからです。

歴史ファンに人気が高く、日本国内での戦いについては詳細に語られる一方で、世界史との関わりについては見過ごされることが多い。だがイエズス会、宣教師たち、鉄砲伝来など、海の向こうの動向は日本国内の情勢にも大きな影響を与えている。
中世が終わり、大航海時代の始まりによって、ヨーロッパ列強はアメリカ、アフリカ、そしてアジアへと食指を動かしていく。応仁の乱が終わり各地で戦国武将たちが台頭しつつある頃、ポルトガルの援助を受けたコロンブスは「新大陸」を発見している。
織田信長が本能寺の変で横死を遂げた頃、イギリスではシェイクスピアが新たな演劇を世に問おうとしていた。 戦国時代を世界史の動きと並行してみることで、新たな発見が生まれる。
歴史理解を深め、さらなる愉しみへと誘う一冊。

(『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』Amazon紹介文より)

日本の戦国時代は、世界では大航海時代に入り、スペインやポルトガル、オランダなどヨーロッパ諸国がキリスト教の布教と貿易のために日本に来航するようになった時代でもあります。

それまで中国など東洋社会の影響を受けるのみでしたが、ここに西洋社会の影響も受ける段階となり、グローバル化の波が日本に押し寄せてきました。
戦国時代の歴史とは世界史の影響を本格的に受け始めた時代といえます。

 本年表はそんな視角のもと、戦国時代と世界史の流れを同時に理解できるように工夫された優れ物だ。この年表を通して、戦国時代が世界史とリンクしながら展開している様子をリアルに感じていただければ望外の喜びとするところである。

安藤優一郎

(『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』P.2「はじめに」より)

本書では、将軍の力が弱くなり戦乱の時代を招いた室町後期から島原の乱を平定して泰平の時代が始まる江戸前期まで、年代にして、1451年~1640年の190年間を、5年または10年刻みで取り上げ、その時代に日本で世界で何が起こったかをビジュアル満載の誌面で紹介していきます。
時代の流れが俯瞰してわかります。

【1461年~1470年】応仁・文明の乱が勃発した頃、“ドラキュラ伯爵”がオスマン兵を串刺しにした!
【1491年~1500年】北条早雲が小田原城を奪った頃、コロンブスがアメリカ大陸に到達し、ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が完成した
【1541年~1550年】ザビエルによりキリスト教が日本に伝来した頃、コペルニクスが地動説をこっそり発表した
【1576年~1580年】織田信長が安土城を建て始めた頃、イギリスのドレイクが世界周航を成功させた
【1586年~1590年】豊臣秀吉が天下統一を成し遂げた頃、イングランドがスペイン無敵艦隊を破った

(『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』P.3-4の目次より抜粋)

『』並べてわかる戦国時代 日本史・世界史 並列年表』誌面イメージ1

また、年表中の重大事件をピックアップして、図版とともに解説しています。
同時代に起こった長篠の戦いとレパントの海戦が並列して掲載されていたり、その時代の背景がわかると同時に、読み物としても楽しめるつくりになっています。

並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表

安藤優一郎監修
ホビージャパン
2023年3月2日初版

カバーイラスト:※Kome
デザイン:スパロウ(竹内真太郎・宗方健之輔・新井良子・菊地紗ゆり・秦はるな)

●目次
はじめに
押さえておきたい!室町時代
第1章 戦国時代の始まりと中世の終わり
第2章 群雄割拠の時代とイスラム世界の三国分立
第3章 天下人の登場と、覇権国家への階段を駆け上るイングランド
第四章 “徳川の平和”の始まりと戦乱の続くヨーロッパ

本文143ページ・オールカラー

■Amazon.co.jp
『並べてわかる戦国時代 日本史・世界史並列年表』(安藤優一郎監修・ホビージャパン)

安藤優一郎|著作ガイド
安藤優一郎|あんどうゆういちろう|歴史家 1965年、千葉県生まれ。歴史家。文学博士。 早稲田大学教育学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程満期退学。 主に江戸をテーマとして執筆・講演活動を展開。 ■時代小説SHOW 投稿記事 『30の神...