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江戸

ミステリー

撞くか、やめるか? 欲に塗れた人間たちを翻弄する運命の鐘

『無間の鐘』|高瀬乃一|講談社 『貸本屋おせん』で第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した高瀬乃一(たかせのいち)さん。今度は、『無間の鐘』(講談社)で、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞の候補に選ばれました。 本書については、新刊...
ユーモア

待ってました! 万造とお満が三年ぶりに江戸に帰ってきた

『新 本所おけら長屋(一)』|畠山健二|祥伝社文庫 畠山健二(はたけやまけんじ)さんの大人気時代小説「本所おけら長屋」シリーズは、2023年3月刊行の第20巻で完結しました。 シリーズ終了に淋しい思いをしていたところ、2023年9月に『本所...
ユーモア

美貌で剣の達人の奥様と姫様が、御用達菓子舗の難事件に挑む

『奥様姫様捕物綴り(一) 甘いものには棘がある』|山本巧次|双葉文庫 山本巧次(やまもとこうじ)さんの文庫書下ろし時代小説、『奥様姫様捕物綴り(一) 甘いものには棘がある』(双葉文庫)がスタートしました。 本書は、藩主の正室(奥様)とその娘...
単行本

東京新聞で、志川節子さんの『緋あざみ舞う』を紹介

『緋あざみ舞う』|志川節子|文藝春秋 2024年7月20日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は7月21日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、紹介させていただきました。 「推し時代小説」は、旬のおすすめの歴史時代小説を紹介するコーナーです。...
医療

疱瘡が流行る江戸の町と人を活写する、捕物帳の新たな到達点

『惣十郎浮世始末』|木内昇|中央公論新社 木内昇(きうちのぼり)さんの時代小説、『惣十郎浮世始末』(中央公論新社)は、老中首座水野忠邦が大がかりな政治改革を行った江戸天保期を舞台にした捕物小説です。 著者は、2004年『新選組 幕末の青嵐』...