2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

東郷隆さんの正統派捕物帳

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

大好きな作家の一人、東郷隆さんの『異国の狐 とげ抜き万吉捕物控』を入手した。東郷さんの作品には幕末をテーマした『大砲松』や『幕末袖がらみ』や、徳川宗春と吉宗の抗争を描いた『御町見役うずら伝右衛門』などがある。ユーモアにあふれた作品や、ディテールまで調べつくして書かれた作品など、一作一作の質が高くて安心して読める。

大砲松 (講談社文庫)

大砲松 (講談社文庫)

幕末袖がらみ

幕末袖がらみ

御町見役うずら伝右衛門 上 講談社文庫 と 32

御町見役うずら伝右衛門 上 講談社文庫 と 32

さて、『異国の狐 とげ抜き万吉捕物控』の帯に「幕末の江戸を駆け抜ける 著者初の 正統派捕物帳!」とキャッチコピーが書かれている。捕物帳は時代小説の代表的な分野の一つ。そこで、あえて「正統派」と謳うということは、『半七捕物帳』の系譜にあるということで、作品の中身が大いに期待されるところである。

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

あー、早く読みたい。