「2023年4月中旬の新刊(文庫)」をアップ

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『刀と傘』|伊吹亜門|創元推理文庫

刀と傘2023年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年4月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今月の注目の一冊は、創元推理文庫から刊行される、伊吹亜門(いぶきあもん)さんの連作時代ミステリー、『刀と傘』です。

慶応三年、新政府と旧幕府の対立に揺れる幕末の京都で、若き尾張藩士・鹿野師光は一人の男と邂逅する。名は江藤新平――後に初代司法卿となり、近代日本の司法制度の礎を築く人物である。二人の前には、時代の転換点ゆえに起きる事件が次々に待ち受ける。維新志士の怪死、密室状況で発見される刺殺体、処刑直前に毒殺された囚人――動乱の陰で生まれた不可解な謎から、論理の糸は名もなき人々の悲哀を手繰り寄せる。破格の評価をもって迎えられた第12回ミステリーズ!新人賞受賞作を含む、連作時代本格推理。第19回本格ミステリ大賞受賞。

(『刀と傘』(創元推理文庫)Amazonの内容紹介より)

著者は、2015年に「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞し、同作を含む連作集『刀と傘――明治京洛推理帖』で、2019年に第19回本格ミステリ大賞を受賞しました。このたび、待望の文庫化になります。

幕末の京を舞台にした、時代ミステリーで大好きなテーマの一つでありながらも、東京創元社の単行本まで手が回らず未読だったので、この機会に読んでみたいと思います。

文庫●2023年4月中旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2023年4月中旬の新刊(11日→20日)2023年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。→...

■Amazon.co.jp
『刀と傘』(伊吹亜門・創元推理文庫)

伊吹亜門|時代小説ガイド
伊吹亜門|いぶきあもん|ミステリー作家1991年、愛知県生まれ。同志社大学卒業。2015年、短編「監獄舎の殺人」で第12回ミステリーズ!新人賞を受賞。2019年、『刀と傘 明治京洛推理帖』で、第19回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。2020...