2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2020年3月中旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳2020年3月11日から3月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、講談社文庫から刊行される、風野真知雄さんの『潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』を紹介します。

暗殺された兄の跡を継いで、南町奉行所の味見方同心となった弟・月浦魚之進の活躍を描いた、文庫書き下ろし時代小説シリーズの第二シーズンの始まりです。

大人気シリーズ「味見方同心」が帰ってきた! 同心の兄・波之進の後を継いで味見方となった弟・月浦魚之進は南町奉行から密命を受ける。将軍暗殺計画の気配があり、毒見役の鬼役とは別に、城内に忍び寄る悪事を阻止してほしいというのだ。気弱な魚之進にそんな大役が務まるのか? 兄の後家・お静への思いが募るなか、魚之進は美味で怪しい江戸の食べ物を追う!
(Amazon内容紹介より)

「味見方」とは、江戸市中の食べ物の動向を探る、南町奉行所の特別役職です。同心の月浦魚之進のみが味見方を拝命する過酷な一人役。横行する悪質な抜け荷の現状把握がもともとの目的でしたが、捜索の間に様々な食にまつわる事件が発生します。

こんなのあり!?というような仰天の、一風変わったユニークな江戸料理が登場し、事件の謎を解く鍵となることもあります。

さて、われらが魚之進はどんな活躍ぶりを見せるのか。新たに登場する江戸料理とともに、大いに気になるところです。

→2020年3月中旬の新刊(文庫)

■Amazon.co.jp
『潜入 味見方同心(一) 恋のぬるぬる膳』(風野真知雄・講談社文庫)
『隠密 味見方同心(九) 殿さま漬け』(風野真知雄・講談社文庫)

風野真知雄|時代小説ガイド
風野真知雄|かぜのまちお|時代小説・作家 1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。 1992年に、「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞しデビュー。 2015年に、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を、『沙羅...