「居眠り磐音」の新刊広告は面白い

日曜日(6/18)の朝日新聞の朝刊に掲載された広告を見ていて、「やられた!」と思った。双葉文庫で佐伯泰英さんの「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズの最新刊『捨雛ノ川(すてひなのかわ)』の発刊を告げる全5段サイズ(1Pの下1/3のサイズ)の広告である。

作品の面白さもさることながら、双葉社がこのシリーズに並々ならぬ力を入れているのが伝わってくる。そのせいか、第17作までで260万部を突破している。すごい。

今回の広告で「やられた!」と思ったのは、シリーズ17作品を紹介するのに、主人公・坂崎磐音が物語の中で訪れた場所として日本地図の中に、記していくという趣向だ。「あなたの町にも磐音は来た!?」というコピーが付いている。自分の故郷であったり、旅行したりした土地や親戚・知人がいる地であれば、その作品を読んでみたくなるのが人情だ。

「居眠り磐音」シリーズの特徴の一つである、道中物の面白さの部分をうまく引き出している。たとえば、第4巻の『雪華ノ里』では、長崎から赤間関、京、金沢、高崎と磐音は元許婚の奈緒の跡を追って旅をしている。また、地図を見ていると、今津屋の主人吉右衛門らとそのの内儀お艶の故郷大山詣でをした『雨降ノ山』も思い出される。ファンの心をくすぐる見事な新刊プロモーションだと思う。

広告を見て、早速『捨雛ノ川』を注文した。

雪華ノ里 ─ 居眠り磐音江戸双紙 4 (双葉文庫)

雪華ノ里 ─ 居眠り磐音江戸双紙 4 (双葉文庫)

コメント

  1. みやこ より:

    私は新刊の広告を見る前に本屋さんで面白そうな本を物色していて見つけ即購入しました。 バックナンバーで第一巻目から読んだのですがとうとう新刊に追いついてしまいました。 続けて一挙に読んだのに飽きるという事は無かったですね。 
    朝日新聞の広告私も面白い!と思いました。 地図を塗りつぶしながら旅をしたいなんていう気にさせられますね。

  2. jidai-show より:

    みやこさん、読むの早いですね。うらやましいです。「居眠り磐音」シリーズはすべて『×○ノ▼』というパターンなので、今後のタイトル名を考えるのも楽しいですよ。

  3. のじ より:

    はじめまして。私もその時の新聞みました。かなり力入れてますね。さらにこのシリーズの前回作になりますが、「螢火ノ宿」「紅椿ノ谷」2巻同時発売記念で夫婦扇子が抽選であたるという企画もありましたね。・・・応募したらあたっちゃいました。先週届いて現在愛用しとります。今度はなんの企画を立ててくれるのか!?

  4. jidai-show より:

    のじさん、ようこそ、こんにちは。夫婦扇子ほしかったので、うらやましいです。300万部突破のときに、記念の企画をやってくれたらいいですね。