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「2018年5月の新刊 上」をアップ

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師走の扶持: 京都鷹ヶ峰御薬園日録2018年5月1日から5月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年5月の新刊 上」を掲載しました。

今回注目しているのは、徳間文庫の新刊です。

澤田瞳子(さわだとうこ)さんの『師走の扶持: 京都鷹ヶ峰御薬園日録』が刊行されます。

師走も半ば、京都鷹ヶ峰にある藤林御薬園の懸人、元岡真葛のもとを亡母の実家、棚倉家の家令が訪れた。若殿の祐光が咳病で寝ついており、真葛に往診を頼みたいという。真葛の祖父である棚倉家の主、静晟は娘の恋仲を許さず、両親が亡くなり独り身となった真葛を引き取りもしなかったが……。持ち前の聡明さと豊富な知識で人びとの悩みを解きほぐす女薬師の活躍。

京都・鷹ヶ峰で幕府直轄の薬草園を営む藤林家で養われた女薬師・元岡真葛が、薬草を通じて隠れた悩みを解きほぐす、連作時代小説の第2弾です。

江戸時代の京都の市井を舞台にしていて、公家との関わりもあって、興趣尽きない作品です。

佐藤恵秋(さとうけいしゅう)さんの戦国時代小説、『雑賀の女鉄砲撃ち』も読みたいと思います。

紀州雑賀は宮郷の太田左近の末娘・蛍は、鉄砲に魅せられ、撃術の研鑽に生涯をかける。雑賀衆は、すぐれた射手を輩出する鉄砲撃ち集団だ。武田の三河侵攻に対し織田信長が鉄砲三千挺を揃えたと聞いた蛍は、左近に無断で実見に赴く。三州長篠で三段射撃戦法により、最強の武田騎馬隊が粉砕される様子を目の当たりにした。

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『師走の扶持: 京都鷹ヶ峰御薬園日録』(澤田瞳子・徳間文庫)
『雑賀の女鉄砲撃ち』(佐藤恵秋・徳間文庫)

→2018年5月の新刊 上