2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2024年3月の新刊(単行本)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『火輪の翼』|千葉ともこ |文藝春秋

火輪の翼2024年3月1日から3月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年3月の新刊(単行本)」を掲載しました。

今月は、千葉ともこさんの『火輪の翼』(文藝春秋)が遂に刊行されます。
2020年に『震雷の人』第27回松本清張賞を受賞し、デビュー。
2022年に上梓した2作目の『戴天』第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した、注目の新進作家です。

玄宗皇帝が政治を疎かにし国が乱れていた唐の時代、民を救うため安禄山と史思明が挙兵し、安史の乱が勃発する。だが戦は泥沼化し、国は疲弊する。絶大な人気を誇った力者の娘・呉笑星、史家の長男・史朝義、安家の次男・安慶緒は、命を賭して戦を終わらせようと誓うが――。胸熱の歴史エンターテインメント。

(『火輪の翼』Aazon内容紹介より)

2年ぶりの刊行となる『火輪の翼』は、前2作と同じ中国・唐の玄宗皇帝の時代を舞台にしています。ファンとしては待ち遠しかった作品です。

山田章博さんのカバー装画にも描かれている、呉笑星、史朝義、安慶緒。とくに片肌脱ぎの娘・呉笑星の勇ましさにワクワクします。
三人の若者がどのように闘っていくのか、しっかりと見届けたいと思います。

新刊の刊行に合わせて、『戴天』が文春文庫から出ます。
時代小説SHOWの時代小説ベスト10【単行本部門】第2位に推した作品でもあります。

2022年時代小説ベスト10【単行本部門】
2022年にもっともおすすめの時代小説ベスト10(単行本) 「時代小説SHOW」による、2022年単行本時代小説のベスト10をお届けします。 対象は、Amazonでの発売日もしくは奥付表記が2021年11月1日から2022年10月31日発行...
単行本★2024年3月の新刊情報
単行本★時代小説新刊情報|2024年3月の新刊(1日→末日) 2024年3月1日から3月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介...

■今回取り上げた本



千葉ともこ|時代小説ガイド
千葉ともこ|ちばともこ|時代小説・作家 1979年、茨城県生まれ。筑波大学日本語・日本文化学類卒業。 2020年、『震雷の人』で、第27回松本清張賞を受賞しデビュー。 2022年、『戴天』で、第11回日本歴史時代作家協会賞新人賞受賞。 時代...