「2021年1月の新刊(単行本)」をアップ

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『高瀬庄左衛門御留書』|砂原浩太朗|講談社

北条五代 (上)2021年1月1日から1月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年1月の新刊(単行本)」を掲載しました。

今月は、講談社から刊行される、砂原浩太朗さんの『高瀬庄左衛門御留書』を紹介します。

著者は、2018年、「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞。
2018年には、加賀百万石の始祖、前田利家に仕えた家臣村井長頼を描いた、『いのちがけ 加賀百万石の礎』で単行本デビュー。本作が2作目となります。

五十手前で妻を亡くし、息子をも事故で失った郡方の高瀬庄左衛門。
老いゆく身に遺されたのは、息子の嫁だった志穂と、手すさびに絵を描くことだけだった。
寂寥と悔恨を噛みしめ、韜晦の日々を送るが、それでも藩の政争の嵐が庄左衛門を襲う。
(『高瀬庄左衛門御留書』Amazon内容紹介より)

藤沢周平さんの『三屋清左衛門残日録』を想起させるようなタイトルで、どのような物語が描かれるのか、楽しみがいっぱいです。

単行本★2021年1月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2021年1月の新刊(1日→末日)2021年1月1日から1月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを...

■Amazon.co.jp
『高瀬庄左衛門御留書』(砂原浩太朗・講談社)
『いのちがけ 加賀百万石の礎』(砂原浩太朗・講談社)
『三屋清左衛門残日録』(藤沢周平・文春文庫)

砂原浩太朗|時代小説ガイド
砂原浩太朗|すなはらこうたろう|時代小説・作家1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学第一文学部卒業。出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者。2016年、「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞。2018年、単行本第1...