2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2023年2月下旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『流人道中記(上)(下)』|浅田次郎|中公文庫

流人道中記(上)2023年2月21日から2月28日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年2月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今回は、中公文庫から刊行される、浅田次郎さんの長編時代小説『流人道中記(上)』『流人道中記(下)』を取り上げました。

万延元年(1860年)。姦通の罪を犯した旗本・青山玄蕃に奉行所は切腹を言い渡す。だがこの男の答えは一つ。「痛えからいやだ」。玄蕃は蝦夷松前藩へ流罪となり、押送人の見習与力・石川乙次郎とともに奥州街道を北へと歩む。口も態度も悪い玄蕃だが、道中行き会う事情を抱えた人々を、決して見捨てぬ心意気があった。この男、本当に罪人なのか?

(『流人道中記(上)』(中公文庫)Amazonの内容紹介より)

姦通の罪を犯し、闕所のうえ、蝦夷福山の松前家に身柄を預けられることになった大身旗本青山玄蕃と、彼を流罪先の蝦夷国福山(松前領内)まで送り届けることになった新米の町奉行所与力石川乙次郎。二人が道中で出会う人たちと人情を通わせていきます。中山道を参勤交代で往く『一路』にも通じる、痛快道中エンターテインメント小説です。

以前に単行本版を電子書籍で読んで、温かい物語に癒されたことが思い出されます。

★単行本読了時の紹介レビュー

江戸から津軽三厩まで、大身旗本と与力見習の奇妙な道中記
『流人道中記(上・下)』|浅田次郎|中央公論新社 浅田次郎さんの長編歴史時代小説、『流人道中記(上・下)』(中央公論新社)を紹介します。 本書は、ebook japanの電子書籍版『流人道中記(合本)』で読んでみました。 Kindleでの電...
文庫●2023年2月下旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2023年2月下旬の新刊(21日→月末) 2023年2月21日から2月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。 新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。 →新刊情報リス...

■Amazon.co.jp
『流人道中記(上)』(浅田次郎・中公文庫)
『流人道中記(下)』(浅田次郎・中公文庫)
『一路(上)』(浅田次郎・中公文庫)

浅田次郎|時代小説ガイド
浅田次郎|あさだじろう|作家 1951年、東京都生まれ。 1995年、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞受賞。 1997年、『鉄道員』で直木賞受賞。 2000年、『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞受賞。 2006年、『お腹召しませ』で中央公論...