2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

注目作家の新作を求めて、「小説新潮」の秋の時代小説特集

アフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク

『小説新潮 2022年11月号』|新潮社

小説新潮 2022年11月号文芸雑誌、『小説新潮 2022年11月号』(新潮社)を紹介します。

私にとっては高嶺の花で、本屋さんでもチラッと立ち読みをするぐらいで、遠い存在だった、「小説新潮」に初めて手を出しました。

その名もズバリの「秋の時代小説特集」に引き寄せられ、特集のラインナップに砂原浩太朗さん、千葉ともこさんの名前があることを確認して、入手しました。

【秋の時代小説特集】梶よう子、砂原浩太朗、千葉ともこ、花房観音【エッセイ】室越龍之介(コテンラジオ)「人質から出世した偉人たち」【新連載】こいしゆうか【読み切り】上村裕香、河端ジュン一(『文豪とアルケミスト』ノベライズ作品〈宮沢賢治〉)

(Amazonの内容紹介文より)

砂原浩太朗さんの「死んでくれ 夜露がたり」は、日本橋の大店の太物問屋で下働き女中として働くおさとと十年ぶりに帰ってきた父辰蔵をを描く短編の市井小説。登場人物たちの心情を極限まで描出しています。思わず息を止めて読んでいました。

千葉ともこさんの「名花傾国ふたつを詠う 飲中八仙歌」は、唐の詩人・李白が長安で相次ぐ子どもの連れ去りの背後を探る短編。酒仙・李白の名詩とともに、繚乱たる唐の時代を描いています。

特集以外では、出版社の縁の下の力持ち、校閲部の人たちを描いた、こいしゆうかさんの漫画「くらべて、けみして 校閲部の九重さん」が面白かったです。
大手出版社の校閲部文芸班で社歴10年の九重心さんを主人公に、校閲部の重要な仕事の一つ、「素読み」を解説していました。
「百年後に残す一冊を作っていくという意志」という九重さんの矜持に感動しました。

小説新潮 2024年2月号 | 新潮社
新潮社がお届けする『小説新潮 2024年2月号』の情報 【特集】世界は締切でできている 一穂ミチ/中山祐次郎/横山拓也/柿村将彦/佐川恭一/石田夏穂

小説新潮 2022年11月号

新潮社
2022年11月22日発行

表紙、目次イラスト:益田ミリ
表紙、本文デザイン:名和田耕平デザイン事務所(名和田耕平+小原果穂+三代紅葉+高橋仁菜+澤井優実)

●目次より
秋の時代小説特集

砂原浩太朗「死んでくれ 夜露がたり」
千葉ともこ「名花傾国ふたつを詠う 飲中八仙歌」
花房観音「鬼の里」
梶よう子「残り蟬 みとや・お瑛仕入れ帖」
室越龍之介 エッセイ「どうする人質――天下人のキャリアコンサルティング」

好評連載小説
宮城谷昌光「公孫龍」 ほか

本の森――新刊文芸書かあ、選りすぐりを紹介
〈歴史・時代〉田口幹人

本文374ページ

■Amazon.co.jp
『小説新潮 2022年11月号』(新潮社)