2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2021年2月上旬の新刊(文庫)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』|今村翔吾|時代小説文庫

立つ鳥の舞 くらまし屋稼業2021年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年2月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、今村翔吾さんの人気時代小説シリーズの第7弾となる、『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』(時代小説文庫)を取り上げてみました。

「葉月十二日、巳の刻。湯島天神内宮地芝居の舞台に、瀬川菊之丞を連れてきて欲しいのです」
――濱村屋の年若い主人・吉次からこう切り出された平九郎は、驚きのあまり絶句した。
希代の女形であった菊之丞は、吉次の義父で、五年前すでに亡くなっていた。
そして実は、吉次は赤也の義弟であったのだ……。赤也の隠されたもうひとつの人生に渦まく陰謀。
平九郎たちが仲間のため命を賭して闘う天下無敵の時代エンターテインメント。

(『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業(時代小説文庫)』Amazonの内容紹介より)

今回は、居酒屋の手伝いの七瀬とともに、くらまし屋の堤平九郎を助ける、変装名人の赤也がスポットライトが当たります。

濱村屋は瀬川菊之丞、瀬川吉次の歌舞伎役者としての屋号。
安永年間で設定された物語の時代設定から考えると、五年前に亡くなった瀬川菊之丞は二代目でしょうか。
ディテールはともかくとして、これまで隠されていた、赤也の過去が明らかになり、シリーズのファンとしても大いに気になるところです。

文庫●2021年2月上旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2021年2月上旬の新刊(1日→10日) 2021年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。 →...

■Amazon.co.jp
『立つ鳥の舞 くらまし屋稼業』(今村翔吾・時代小説文庫)(第7作)
『くらまし屋稼業』(今村翔吾・時代小説文庫)(第1作)

今村翔吾|時代小説ガイド
今村翔吾|いまむらしょうご|時代小説・作家 1984年京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て、作家に。 2016年、「蹴れ、彦五郎」で第19回伊豆文学賞最優秀賞受賞。 2016年、「狐の城」で第23回九州さが大...