俵屋宗達と天正遣欧使節団。アートをめぐる歴史冒険

風神雷神 Juppiter, Aeolus 上原田マハさんの長編小説、『風神雷神 Juppiter, Aeolus』上・下(PHP研究所)を入手しました。

ハードカバーの単行本の上下巻だったが、『文蔵 2019・12』の特集を読んで、琳派の祖と呼ばれる俵屋宗達の『風神雷神図屏風』を軸に繰り広げられる、アート・フィクションという題材が気になって、どうしても読んでみたくなりました。

20XX年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画、天正遣欧使節団の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてその中に書かれた「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。
(カバー帯の紹介文より)

生没年不詳で、その生涯は謎のベールに包まれている俵屋宗達。信長、秀吉、家康と同時代を生きた天才絵師と、天正遣欧使節団がどのようにかかわっていくのか?

現代と戦国日本とルネサンス・イタリアという、時代を超え、壮大なスケールで展開されていく歴史ミステリーに心躍ります。

●目次
風神雷神 Juppiter, Aeolus(上)
プロローグ
第一章
第二章

風神雷神 Juppiter, Aeolus(下)
第二章 承前
第三章
第四章
エピローグ

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『風神雷神 Juppiter, Aeolus』 上(原田マハ・PHP研究所)
『風神雷神 Juppiter, Aeolus』 下(原田マハ・PHP研究所)
『文蔵 2019・12』(「文蔵」編集部・編集・PHP文芸文庫)

原田マハ|時代小説リスト
原田マハ|はらだまは|作家 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。美術館勤務を経て、フリーのキュレーター、ライターとして活躍。 2012年、『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞受...