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「時代小説●2024年11月中旬の新刊情報(文庫)」をアップ

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『落としの左平次』|松下隆一|時代小説文庫

落としの左平次 2024年11月11日から11月20日にかけて刊行される文庫新刊として、「2024年11月中旬の新刊(文庫)」の情報を公開しました。

今回注目するのは、松下隆一(まつした・りゅういち)さんによる時代小説、『落としの左平次』(時代小説文庫)です。

佐々木清四郎、十八歳。定町廻り同心となり3年が経つものの、未だ見習い同然の日々を過ごしています。そんな彼がある日、上役から「左平次預かり」の命を受けます。優秀な廻り方として知られ、「落としの左平次」と呼ばれた人物が、今は町人の身分で引退生活を送っているとのこと。
しかし彼は清四郎の父親とも深い縁があったようで……。左平次の下で怒鳴られつつも厳しく鍛えられ、一人前の同心を目指して奮闘する清四郎。江戸の食文化も豊かに描かれた、エンターテインメント時代小説シリーズがここに幕を開けます。

(『落としの左平次』(時代小説文庫)Amazon紹介より編集)

著者の松下隆一さんは脚本家としてもご活躍され、映画「獄に咲く花」やテレビドラマ「雲霧仁左衛門」を手がけました。

小説家としては、2020年に「もう森へは行かない」(単行本化に際して『羅城門に啼く』に改題)で第1回京都文学賞を受賞、2023年には『侠(きゃん)』で第6回細谷正充賞、2024年に第26回大藪春彦賞も受賞され、現在注目を集める作家のお一人です。初の文庫書き下ろしシリーズということで、ますます期待が高まります。

時代小説●2024年11月中旬の新刊情報(文庫)
時代小説●文庫新刊情報|2024年11月中旬の新刊(11日→20日)2024年11月11日から11月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っていま...

■今回ご紹介した本



松下隆一|時代小説ガイド
松下隆一|まつしたりゅういち|脚本家、時代小説・作家1964年兵庫県生まれ、京都市在住。2019年、「もう森へは行かない」で第1回京都文学賞最優秀賞受賞。2020年、授賞作を改題した単行本『羅城門に啼く』で時代小説デビュー。2023年、『侠...