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「2021年12月中旬の新刊(文庫)」をアップ

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『虎の牙』|武川佑|講談社文庫

虎の牙2021年12月11日から12月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年12月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました

今回は、武川佑(たけかわゆう)さんの、戦国歴史小説、『虎の牙』(講談社文庫)を取り上げてみました。

武田信玄の父・信虎の謎の弟、勝沼信友。「山の民」として育てられたその男は、自らに流れる血の運命にのみ込まれていく。一方、罪を犯して流浪の末武田家に仕官した足軽大将の原虎胤は、その武勇から「鬼美濃」と恐れられ、外様ながら家中で重きをなしていく。乱国甲斐の統一を目指す武田信虎を挟んで、二人の男がある「呪」を背負いながら戦場を駆け巡る。最強武田のルーツを描く、女流ヒストリーテラーのデビュー長編、待望の文庫化。

(『虎の牙 (講談社文庫)』Amazonの内容紹介より)

著者は、2017年、本書『虎の牙』でデビューし、第7回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞しました。

本書では、武田信玄の叔父勝沼信友と、重臣・原虎胤という、武田家の中ではあまり知られていない人物に光を当てています。とくに流浪に末に武田家に仕官し、足軽大将として活躍した虎胤は知れば知るほど、興味深い人物です。

戦国武田家のルーツに素材を求めたデビュー作に続き、第2作の『落梅の賦』では、一転、滅亡に向かう武田家を描いています。、

近作『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』は第11回本屋が選ぶ時代小説大賞候補作となり、一作一作が注目の、もっとも気になる、歴史小説家の一人です。

■Amazon.co.jp
『虎の牙』(武川佑・講談社文庫)
『落梅の賦』(武川佑・講談社)
『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』(武川佑・講談社文庫)

武川佑|時代小説ガイド
武川佑|たけかわゆう|時代小説・作家 1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。 書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨労賞を受賞。 2017年、『虎の牙』でデ...