「2018年9月の新刊 下」をアップ

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眩2018年9月21日から9月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年9月の新刊 下」を掲載しました。

今回は、新潮文庫から刊行される、朝井まかてさんの『眩(くらら)』を楽しみしています。

偉大すぎる父・北斎、兄弟子・渓斎英泉への叶わぬ恋、北斎の名を利用し悪事を重ねる甥―人生にまつわる面倒ごとも、ひとたび筆を握れば全て消え去る。北斎の右腕として風景画から春画までをこなす一方、自分だけの光と色を終生追い続けた女絵師・応為。自問自答する二十代から、傑作「吉原格子先之図」に到る六十代までを、圧倒的リアリティで描き出す。

北斎の娘にして「江戸のレンブラント」天才女絵師・葛飾応為の知られざる生涯を描いた傑作長編小説です。

新潮文庫は、『眩』のほかにも注目の作品が並び、どれから読み始めるか、うれしい悩みです。

→2018年9月の新刊 下

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『眩』(朝井まかて・新潮文庫)