年末に、鬼怒川温泉に行ってきました

花ざかりの渡し場この年末に慰労の意味を込めて、鬼怒川温泉に家族で行ってきました。無色無臭の温泉に体の芯まで温まり、肌もすべすべになり、心身リフレッシュできました。

鬼怒川を舞台にした時代小説がなかったか、振り返って、頭に浮かんだのが伊藤桂一さんの『花ざかりの渡し場』でした。

鬼怒川沿いの渡し場を舞台にした、ホロリとさせられる連作時代小説です。家に戻って調べてみると、舞台は鬼怒川沿いの宿場町で、鬼怒川温泉からは少し下流にあたる、阿久津でした。

鬼怒川沿いの大きな宿場町、阿久津。行き交う多くの人々で賑わいを見せているが、何かと事件も多い。川船の仕事一切、宿場の管理も請け負う河岸問屋を舞台に、日々の出来事の中から拾い上げられた人情話が花を咲かせる。若い船頭・喜作と薄幸の娘・ユリとの悲恋を語る「鬼怒の船唄」など、連作9編を収録。

蓬田やすひろさんの表紙装画に惹かれて20年近く前に読んだ作品でしたが、作中で船頭の歌う舟唄とともに、読み味の良さが印象に残っています。久しぶりに本を取り出して読んでみたくなりました。

鬼怒川(鬼怒川公園駅近く)

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『花ざかりの渡し場』(新潮文庫)