剣聖、上泉伊勢守の読みは?

9月から取り掛かったプロジェクトが昨日ようやく終わった。最後にちょっとしたピンチがあったこともあり、昨夜は家でPCを立ち上げることもできずに、10時過ぎに布団に入った。一夜明けてようやく平常に戻った。これからまた新しいプロジェクトに向かうことになる。

一仕事終えたという安堵感から、今こそ、時代小説をゆっくり味わいたいと思う。サイトの更新もしばらく滞っているので何とかしたいところ。折から面白そうな本がいくつか出ているし、11月末には新潮文庫から海道龍一朗さんの『真剣─新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱─』など、何点か注目の時代小説が発行される。

上泉伊勢守信綱(武蔵守、秀綱とも名乗る)は、かつては上州の大胡の城主であった。念流・香取神道流・陰流を学び、とくに愛洲移香斎の陰流の影響を強く受けて、新陰流を大成させた。弟子には、疋田文五郎(疋田陰流)、神後伊豆守、北畠具教、柳生新左衛門(後の石舟斎。柳生新陰流)、宝蔵院胤栄(宝蔵院流)、丸目蔵人佐長恵(タイ捨流)、奥山休賀斎(神陰流・奥山流)がいる。池波正太郎さんの『剣の天地』でも知られる。

今、読んでいる荒山徹さんの『十兵衛両断』にも神泉伊勢守という名で登場する。前から気になっているのは、その名前の読み方である。「かみいずみ」という場合と、「こういずみ」とルビが振られることがある。どちらが正しいかどうかわからないが、「上泉=かみいずみ」という表記が一番多い。

真剣―新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱

真剣―新陰流を創った男、上泉伊勢守信綱

剣の天地 (上巻) (新潮文庫)

剣の天地 (上巻) (新潮文庫)

十兵衛両断 (新潮文庫)

十兵衛両断 (新潮文庫)