単行本★時代小説新刊情報|2021年6月の新刊(1日→末日)
2021年6月1日から6月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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米澤穂信さんの『黒牢城』。
天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄されます。村重は、土牢に囚われた黒田官兵衛に謎を解くよう求めました。戦国×ミステリ。
夢枕獏さんの『JAGAE 織田信長伝奇行』。
河童、妖刀、大蛇、バテレンと法華、信玄の首……。UMA(未確認動物)の探索者であり、合理主義者だった信長に対するのは、あやかしの人、飛び加藤。戦国伝奇巨編。
あさのあつこさんの『星に祈る――おいち不思議がたり』。
父のような医者になりたいと願うおいちに、絶好の機会が訪れます。女の医者を育てるための医塾が開かれることに。そんななか、深川で立て続けに、謎の行方不明事件が起きます。おいちの人生に急展開が……。待望の第5弾。
川越宗一さんの『海神の子』。
海賊”鄭家”の頭をつとめる母の迎えによって、平戸から大明国へ渡った福松。
明の復興を目指す海賊福松は、その功による名誉ある姓名を与えられますが……。
「国性爺合戦」のモデルとなった英雄・鄭成功を描いた長編小説。
西條奈加さんの『婿どの相逢席』。
小さな楊枝屋の四男坊・鈴之助は、相思相愛のお千瀬の生家、大店の仕出屋『逢見屋』に婿入りします。ところが、誰もが羨む若主人のはずが……。ハートウォーミングな市井人情小説。
★2021/06/13追記
平野純さんの『一休破戒帖 女賊始末』。
一休は、十七年ぶりに命の恩人・お冴と再会をしました。しかし、盗賊の女首領になっていたお冴は何者によって襲われ、行方が分からなくなってしまいました。著者初の時代小説はハードボイルド。
!おすすめ度
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■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
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