6月26日(土)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第10回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞の候補作品が発表されました。
日本歴史時代作家協会は、歴史時代小説を書く作家、時代物イラストレーター、時代物記事を書くライター、研究者などが集う会です。
日本歴史時代作家協会
デビューから3年以内の作家で、2020年6月から2021年5月まで刊行の作品を対象に候補作品が選ばれました。
発表された新人賞の候補作は、以下の通りです。
●文庫書き下ろし新人賞
櫻部由美子さん 『くら姫 出直し神社たね銭貸し』(ハルキ文庫)
鷹山悠さん 『隠れ町飛脚 三十日屋』(ポプラ文庫)
●新人賞(単行本作品が対象)
亀泉きょうさん『へんぶつ侍、江戸を走る』(小学館)
渋谷雅一さん 『質草女房』(角川春樹事務所)
蝉谷めぐ実さん 『化け者心中』(KADOKAWA)
谷治宇さん 『へんこつ』(集英社)
「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」では、ほかに作品賞候補の5作品が発表されています。
要チェックです。
選考会は20210年8月9日に行われ、シリーズ賞、功労賞もその時発表されるそうです。
歴史・時代小説のプロたちが選ぶ、候補作品を見て、既に読んで推しのものもあれば、気になりながらも読み逃しているものもありました。
受賞作品を予想しながら、未読の作品をこの機会に読んでみたいと思います。
■Amazon.co.jp
『隠れ町飛脚 三十日屋』(鷹山悠・ポプラ文庫)
『くら姫 出直し神社たね銭貸し』(櫻部由美子・ハルキ文庫)
『へんぶつ侍、江戸を走る』(亀泉きょう・小学館)
『質草女房』(渋谷雅一・角川春樹事務所)
『化け者心中』(蝉谷めぐ実・KADOKAWA)
『へんこつ』(谷治宇・集英社)