「2021年3月上旬の新刊(文庫)」をアップ

『さんばん侍 利と仁』|杉山大二郎|小学館文庫

さんばん侍 利と仁2021年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年3月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。

今回は、杉山大二郎さんの文庫書き下ろし時代小説、『さんばん侍 利と仁』(小学館文庫)を取り上げてみました。

若き日の熱血で破天荒な織田信長を描いた戦国時代小説『嵐を呼ぶ男!』で注目される、新進気鋭の時代小説家である、著者の文庫書き下ろし第1弾です。

二十四歳の鈴木颯馬は、元は町人の子。幼くして父を亡くし、母とふたりの貧乏暮らしが長かった。
縁あって、手習い所で働くうち、大器の片鱗を見せはじめた颯馬だが、十五歳の時に母も病で亡くし、天涯孤独の身となってしまう。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。町道場で下働きしている際、ひょんなことから、田中藩江戸屋敷に勤める「さんばん殿」鈴木武治郎に才を買われ、めでたく養子に。
だが、勘定方に出仕したのも束の間、田中藩領を我が物にせんとする老中格の田沼意次と戦うことになってしまい……。
恩義ある藩を救うべく、わけありで、酒問屋麒麟屋の番頭となった颯馬に立ち塞がる壁、また壁! 江戸の剣客商い娯楽小説第一弾!

(『さんばん侍 利と仁(小学館文庫)』Amazonの内容紹介より)

作品の舞台となる田中藩は、駿河国の田中城(現在の静岡県藤枝市)に藩庁を置いた譜代大名の藩で、田沼意次の時代は本多家四万石でした。

著者は、営業革新分野における国内第一人者で、多くの会社をクライアントに持つ、経営コンサルタントとしても活躍されています。
豊富なビジネス経験と知識に裏打ちされた、江戸の企業再建ドラマが楽しめそうです。

文庫●2021年3月上旬の新刊
時代小説●文庫新刊情報|2021年3月上旬の新刊(1日→10日) 2021年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています...

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『さんばん侍 利と仁』(杉山大二郎・小学館文庫)
『嵐を呼ぶ男!』(杉山大二郎・徳間書店)

杉山大二郎|時代小説ガイド
杉山大二郎|すぎやまだいじろう|時代小説・作家 1966年、東京生まれ。 従業員1万人超のIT企業において、経営幹部として販売力強化やセールスプロモーションの統括責任者を務めた後、独立し、コンサルタントとして活躍。SFAやCRMによる...