狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋|澤見彰|河出文庫
出版人として独立した若き日の蔦屋重三郎と、菓子職人を目指す義妹おなつ。俗世と苦界の狭間である、吉原大門の手前の五十間道を舞台に、夢を追う二人を丁寧に描く、市井時代小説です。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の時代を描いています。
著者・澤見彰(さわみ・あき)さんは、2005年に『時を編む者』で光文社の新人発掘企画「KAPPA-ONE 2005」を受賞しデビュー。以来、ファンタジーや時代小説、あやかしものなど幅広いジャンルで作品を発表してきました。近年では『鬼千世先生 手習い所せせらぎ庵』など、本格的な時代小説も手がけています。
物語のあらすじ
狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋
澤見彰
河出書房新社・河出文庫
2024年11月20日初版発行
カバーデザイン:大倉真一郎
カバーイラスト:澤見彰
文庫書き下ろし
本文281ページ
澤見彰|時代小説ガイド
澤見彰|さわみあき|時代小説・作家埼玉県出身。2005年、光文社の新人発掘企画「KAPPA-ONE 2005」を受賞しデビュー。時代小説SHOW 投稿記事著者のホームページ・SNS澤見 彰(@kemukujalove) | X→澤見彰の本(...