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女子高生が幕末にタイムスリップ

鯨統一郎(くじらとういちろう)さんの『タイムスリップ明治維新』を読んでいる。『タイムスリップ森鷗外』の続編にあたるSF小説である。作者には、一休さんを探偵役に据えた『金閣寺に密室(ひそかむろ)』などの時代小説もある。

タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

タイムスリップ明治維新 (講談社文庫)

とんち探偵・一休さん金閣寺に密室(ひそかむろ) (祥伝社文庫)

とんち探偵・一休さん金閣寺に密室(ひそかむろ) (祥伝社文庫)

ヒロインの麓うららは、普段は髪をオレンジ色に染めているような、今どきの渋谷の女子高生。友人の三須七海、小松崎拓海、本間香葉子の四人と、現代にタイムスリップしてきた森鷗外に遭遇するという、得がたい体験をしている。そのうららがアパートでシャワーを浴びているときに七海に襲われ、気がついたときには万延元年(1860)にタイムスリップしていた……。

歴史SFものは守備範囲ではなく、前作も読んでいなかったが、女子高生が幕末にタイムスリップするという設定が面白そうで衝動的に購入したもの。光瀬龍さんの『夕ばえ作戦』を想起させ、昔、NHK教育テレビでよく放映されていた少年ドラマシリーズを思い出し、ちょっと懐かしい感じ。突っ込みたいところもないではないが、SFであるから歴史考証についてはなるべく気にしないで、イマジネーションを楽しもうと思う。

夕ばえ作戦 (ハルキ文庫)

夕ばえ作戦 (ハルキ文庫)