隠居生活と「大人のブログ探訪」

日経BP社の「セカンドステージ」の「大人のブログ探訪」で、「ほぼ日刊時代小説SHOW」のことを掲載していただいた。このサイトは、今年6月からプレオープンした45歳以上の方をメイン読者とした「おとな」向け生活設計サイト。

子どもの独立、近づく定年などによって、生活スタイルや生活環境が変化する中、「セカンドステージ(後半戦)」をいかに充実し,有意義に過ごすかという視点で情報の人生設計、快適生活、学ぶ、愉しむ、健康など多岐にわたるテーマで、有益な情報を提供している。

人生設計のジャンルで、「大人のブログ探訪」のコーナーは「大人」の方が興味を持つような楽しいブログを週に一度くらいのペースで紹介している。時代小説関係では、池波小説の盗人たちを追いつめる「盗人探索日録」が取り上げられていて興味深かった。

江戸時代、定年にあたるものとして、隠居があげられる。『裏小路しぐれ傘』の主人公・時雨新三郎は、北町奉行所吟味方与力を隠居して、妻と別居し、貧乏長屋に独りで住み、傘張り浪人生活を送っている。そんな折、日本橋と内藤新宿で辻斬り事件が起きる。遠山金四郎景元の内与力に抜擢された新三郎の息子の恭太郎は下手人を追うが…。

堅苦しい武家の生活から離れて市井で暮らすことで、自由を感じている。町廻りをしたり、人助けをしたりして、周囲の人たちを傘の下で守っている。小説の世界とはいえ、第二の人生を、生活の不安なしに気ままに、そして家族や友人・知人たちと愛情を持って楽しく暮らす主人公をうらやましく思う。

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