2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

『文蔵 2025.7・8』特集は、全国「道府県警」小説を追え!

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『文蔵 2025.7・8』|PHP文芸文庫

『文蔵 2025.7・8』 『文蔵 2025.7・8』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、地方ならではの事件や捜査に注目した全国「道府県警」小説を追え!です。

特集のブックガイドでは、ミステリー評論でご活躍中の文芸評論家・書評家の西上心太さんが、警視庁以外の全国の道府県警に所属する刑事が登場する警察小説の名作を紹介しています。
ブックガイドを読んでいると、警察小説の傑作が次々に登場し、その人気の高さがよく伝わってきます。
筆者お気に入りの鳴神響一さんによる「脳科学捜査官真田夏希」シリーズなど神奈川県警小説シリーズも取り上げられており、ファン必見の内容です。

「話題の著者に聞く」コーナーでは、第173回直木三十五賞(2025年上半期)候補作に選出され『ブレイクショットの軌跡』逢坂冬馬さんと、お仕事小説『高宮麻綾の引継書』でデビューした城戸川りょうさん、注目の二人の作家へのインタビューが掲載されていて、創作の裏側に迫ります。

また、時代小説ファンにとって見逃せないのが、高瀬乃一さんによる「露の宿り」が今号で最終回を迎えることです。連載の結末にご注目ください。

なお、「文蔵」次号の予告によると、8月21日(木)発売予定の『文蔵 2025.9』では、花のお江戸の「お仕事小説」が特集される予定とのこと。どのような時代小説が紹介されるのか、今から楽しみです。

文蔵

今回取り上げた本



「文蔵」編集部|バックナンバーガイド
「文蔵」編集部|ぶんぞうへんしゅうぶPHP研究所が発行する、文庫版サイズの月刊の文芸誌。創刊号は2005年10月号。時代小説SHOW 投稿記事『文蔵 2018.11』の特集は、初めて読む時代小説 2018年10月17日『文蔵 2018.10...