民の声に耳を傾け、庶民の敵を斬る、噂の“人情老中”推参

泣き虫老中 遠山備前「北町南町かけもち同心」シリーズが好評の、いずみ光さんの『泣き虫老中 遠山備前』がコスミック・時代文庫より刊行されました。

若くして老中首座に抜擢された遠山備前守清流は権力を笠に着ず、庶民と直に触れ合うことが政の第一、を信条とする人情家であった。
町を出歩くときのお供はもっぱら、腹心で徒目付の伊佐健吾と風吹蓮三郎。身分を超えた切なる声に耳を傾け、何か裏があると睨んだ折は、ときに密偵として探索を行い、ときに変装して悪の巣窟に潜入する……。

老中は、幕閣の最高職で、政務の全統括を担う重職で、幕府内の権力抗争にさらされることも多い、老中を主人公にした時代小説は少ない。そんな老中職にありながら、“泣き虫”と付き、人情家と称される老中遠山備前が主人公。コスミック・時代文庫らしい、史実から離れても、花も実もある痛快時代小説を楽しみたい。

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『泣き虫老中 遠山備前』
『北町南町かけもち同心』