単行本★時代小説新刊情報|2020年12月の新刊(1日→末)
2020年12月1日から12月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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火坂雅志さんと伊東潤さんの『北条五代 (上・下)』。
火坂雅志さんの急逝による未完の大作を伊東潤さんが引き継ぎ完結。早雲・氏綱・氏康・氏政・氏直の五代百年にわたる北条氏の興亡を描いた歴史巨編です。
諸田玲子さんの『しのぶ恋 浮世七景』。
広重の「目黒太鼓橋夕日の岡」、北斎の「百物語 さらやしき」、歌麿の「深く忍恋」など、七人の絵師の浮世絵名作を題材にとって紡いだ、七編の短編小説を収録。
武内涼さんの『阿修羅草紙』。
応仁の大乱前夜の京。比叡山からの密命を受けた忍者少女・すがるが、腐敗した権力者たちの邪心を叩き斬る、歴史エンターテインメント。
矢野隆さんの『とんちき 耕書堂青春譜』。
十返舎一九に滝沢馬琴、東洲斎写楽に葛飾北斎。才能の開花を待つ、若者たちが集結した、蔦屋重三郎の店、耕書堂は江戸の「トキワ荘」。痛快歴史エンタメ長編にチャレンジした、著者の新作が楽しみ。
伊集院静さんの『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯 上・下』。
赤穂藩の大石良雄(内蔵助)を主人公に、若き日から「事件」までを描くとともに、歴史上語られることのなかった四十八人目の志士も描く、伊集院静版・新忠臣蔵。
『足利の血脈 書き下ろし歴史アンソロジー』。
新書『応仁の乱』以来、再び注目を集める室町時代。戦国時代を語る上で欠かせない「足利氏」をテーマに、7名の歴史時代作家が書き下ろした短篇小説を収録したアンソロジーです。
秋山香乃さん、荒山徹さん、川越宗一さん、木下昌輝さん、鈴木英治さん、早見俊さん、谷津矢車さんの書き下ろし新作が楽しめます。
今野敏さんの『天を測る』。
警察小説『隠蔽捜査』の著者・今野敏さんが初めて取り組む幕末時代小説。
激動のさなか、ただ一点を見据えて正道を進む、一人の幕臣を描きます。男の名は、小野友五郎。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
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