単行本★時代小説新刊情報|2020年4月の新刊(1日→末)
緊急事態宣言の発令にともなって、大型書店の休業や新刊の刊行予定が遅延することがあります。ご注意ください。
2020年4月1日から4月30日の間に、単行本で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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朝井まかてさんの『輪舞曲(ロンド)』は、大正の劇壇に輝く女優となるもキャリア絶頂で世を去った伝説の女優・伊澤蘭奢を描いた時代小説です。
安部龍太郎さんの『迷宮の月』は、遣唐使の執節使として則天武后の治める唐を訪れた公卿粟田真人を描いた歴史時代小説です。
松井今朝子さんの『江戸の夢びらき』。
謎多き初代市川團十郎の生涯を、元禄の狂乱と江戸歌舞伎の胎動とともに描いた長編小説です。
★2020/04/14追記
馳星周さんの『四神の旗』。
藤原不比等の子である、武智麻呂、房前、宇合、麻呂の四兄弟は、この国を掌中に収めるため力を合わせて、政の中枢に君臨する長屋王と対決し、やがて……。奈良時代の政変劇を描いた歴史時代小説です。
四兄弟は、天平九年(737年)に大流行した天然痘によってそろって病死してしまいます。
★2020/05/10追記
澤田瞳子さんの『駆け入りの寺』。
落飾した皇女が住持を務める比丘尼御所。そのひとつである林丘寺は、悩み抱える人々の駆込寺でした。連作時代小説集。
赤神諒さんの『立花三将伝』。
戦国時代、筑前国の要衝を占める立花家は、「西の大友」と呼ばれる名門でした。大友家から入った三左衛門、勇将・和泉、軍師・弥十郎、立花家を支える三将を描く戦国ロマンです。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
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