[な] 永井紗耶子|ながいさやこ|時代小説・作家
1977年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。
新聞記者を経て、フリーランスライターとして活躍。
2010年、「恋の手本となりにけり」(2014年、文庫刊行時に『恋の手本となりにけり』と改題)で、第11回小学館文庫小説賞を受賞。
2020年、『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で、第3回細谷正充賞、第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」、2021年、第40回新田次郎賞を受賞。
2021年、『女人入眼』で、第167回直木賞候補になる。
2023年、『木挽町のあだ討ち』で、第36回山本周五郎賞を受賞、第169回直木賞を受賞。
時代小説SHOW 投稿記事
横濱王・原三渓が横浜に残した名園・三渓園を訪れる
第169回直木賞は、永井紗耶子さん、垣根涼介さんのW受賞
7月19日(水)、第169回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の選考会が開催され、垣根涼介(かきねりょうすけ)さんの『極楽征夷大将軍』(文藝春秋)と永井紗耶子(ながいさやこ)さんの『木挽町のあだ討ち』(新潮社)が受賞作に決まりま...
芝居町で起きた仇討ちに隠された真相と芝居者たちの矜持
『木挽町のあだ討ち』|永井紗耶子|新潮社永井紗耶子(ながいさやこ)さんの時代小説、『木挽町のあだ討ち』(新潮社)紹介します。本書は、芝居町で起きた仇討ちに隠された真相と、芝居町に集った者たちの数奇な人生を描いた時代小説です。著者は、本書で、...
第169回直木賞候補に、垣根涼介さん、永井紗耶子さんら5名
6月16日(金)、第169回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。歴史時代小説では、垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』(文藝春秋)、永井紗耶子さんの『木挽町のあだ討ち』(新潮社)が候補作に選ばれました...
騒動とお悩みを解決する看板娘。江戸の文様とおしゃれも魅力
『とわの文様』|永井紗耶子|角川文庫永井紗耶子さんの文庫書き下ろし時代小説、『とわの文様』(角川文庫)紹介します。著者は、2020年刊行の『商う狼』で、第3回細谷正充賞、第10回本屋が選ぶ時代小説大賞、第40回新田次郎文学賞を受賞し、202...
「2023年1月の新刊(単行本)」をアップ
『木挽町のあだ討ち』|永井紗耶子 |新潮社2023年1月1日から1月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年1月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、新潮社から刊行される、永井紗耶子さんの長...
第167回直木賞候補に、永井紗耶子さんの『女人入眼』ほか
6月17日(金)、第167回直木三十五賞(公益財団法人日本文学振興会主催)の候補作品5作品が発表されました。歴史時代小説では、永井紗耶子さんの『女人入眼(にょにんじゅげん)』(中央公論新社)が候補作に選ばれました。『女人入眼』は、鎌倉時代前...
入内をめぐる京と鎌倉の駆け引き、政子と大姫の相克を描く
『女人入眼』|永井紗耶子|中央公論新社永井紗耶子(ながいさやこ)さんの長編歴史時代小説、『女人入眼(にょにんじゅげん)』(中央公論新社)を紹介します。2010年、時代ミステリー『絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎』で第11回小学館文庫小説賞を受...
「2022年4月の新刊(単行本)」をアップ
『女人入眼』|永井紗耶子|中央公論新社2022年4月1日から4月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年4月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、中央公論新社から刊行される、永井紗耶子(なが...
華族令嬢と書生が伯爵毒殺事件の真相に挑む、明治ミステリー
『華に影 令嬢は帝都に謎を追う』|永井紗耶子|双葉文庫永井紗耶子(ながいさやこ)さんの明治ミステリー小説、『華に影 令嬢は帝都に謎を追う』を紹介します。著者は、2020年に、『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で、10回本屋が選ぶ時代小説大賞を...
文書係や衣装係、力仕事も、大奥で働く女性たちのお仕事小説
『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』|永井紗耶子|新潮文庫永井紗耶子さんの時代小説、『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』(新潮文庫)を入手しました。大奥と聞くと、三千人からの女性が上様の寵を争う女の園というイメージがあります。しかし、誰もが...
「2021年4月下旬の新刊(文庫)」をアップ
『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』|永井紗耶子|新潮文庫2021年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年4月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、永井紗耶子さんの連作時代短編集、『大奥づ...
『商う狼』が、第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞
10月29日(木)、第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会が行われ、永井紗耶子さんの『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』(新潮社)が受賞作に選ばれました。同賞は、文藝春秋の「オール讀物」編集部が主催する文学賞です。過去1年間に刊行された時代小...
永代橋を架け、江戸経済を変えた「狼」と呼ばれた男の生涯
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永代橋崩落で妻子を失うも、江戸の繁栄に生涯を捧げた風雲児
『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』永井紗耶子(ながいさやこ)さんの長編歴史時代小説、『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』(新潮社)を入手しました。著者は、プロフィールによると、新聞社の記者を経て、フリーランスのライターとなり、2010年、「恋の手本と...
『横濱王』|横濱王、原三渓の素顔に迫る、エンタメ近代小説 2018年9月29日
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