葵の残葉

敵味方に分かれ幕末を生きた、尾張徳川家傍流の四兄弟 奥山景布子(おくやまきょうこ)さんの歴史時代小説、『葵の残葉(あおいのざんよう)』(文藝春秋)を紹介します。 この四兄弟がいなければ、幕末の歴史は変わっていただろう――。 子福者と天下に羨まれた徳川傍流・高須 …

春はまだか くらまし屋稼業

少女お春の切なる願いを叶えるため、くらまし屋参上! ハルキ文庫から刊行された、今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『春はまだか くらまし屋稼業』を紹介します。 日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。武州多摩にいる重篤の母 …

本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人

大目付の非道と対決する、「武家の鑑」十人目付 二見時代小説文庫から刊行された、藤木桂(ふじきかつら)さんの文庫書き下ろし時代小説、『本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人』を紹介します。 早朝、大名の行列と旗本の一行がお城近くで鉢合わせ、旗本方の中間がけがをしたのだ …

「2018年9月の新刊 中」をアップ

2018年9月11日から9月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2018年9月の新刊 中」を掲載しました。 今回は、講談社文庫から刊行される、知野みさき(ちのみさき)さんの『江戸は浅草』に注目しています。 雷門で掏摸に遇い路頭に迷っていた真 …

戊辰戦争150年。『峠』が役所広司さん主演で映画化、2020年公開

司馬遼太郎さんの名作『峠』が映画化され、「峠 最後のサムライ」のタイトルで2020年に公開されます。 『峠』は、幕府にも新政府軍にも味方せず、中立・独立という壮大な野心を藩の運命に賭して幕末の動乱期を生き、戦った、越後長岡藩の河井継之助(かわいつぎのすけ)を描 …