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麒麟児・鳥越新之助が火付け殺人の下手人に。ぼろ鳶組最大の危機

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羽州ぼろ鳶組 玉麒麟今村翔吾さんの、『羽州ぼろ鳶組 玉麒麟(ぎょくきりん)』(祥伝社文庫)を入手しました。

松永源吾率いる、新庄藩の火消、通称・羽州ぼろ鳶組の面々が活躍する、大人気時代小説シリーズの第8巻です。

北村さゆりさんによるカバーの装画に描かれ、今回の主人公を務めるのは、《ぼろ鳶組》頭取並の鳥越新之助。子どもの頃から剣に天稟を見せ、「新庄の麒麟児」と呼ばれ、府下で十傑に入る剣客です。

父の役目を継いだ新之助は、火消番付で東前頭十三枚目。悪くはないが、もっと上を目指していました。

侍火消にして府下十傑に数えられる鳥越新之助。新庄の麒麟児として謳われた《ぼろ鳶組》頭取並は、闇に堕ちたのか? 豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取松永源吾は、仲間のため、己のため、決意を胸に立ち上がる。
(本書カバー裏の紹介文より)

物語の冒頭で、新之助は火盗改、奉行所の者、江戸の全火消に追われる身になって登場します。いったい何が起こったのか。早く本書に戻りたいと思います。

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『羽州ぼろ鳶組 玉麒麟』(今村翔吾・祥伝社文庫)