謎の人喰い城vs戦国最強の武田軍!圧巻の新感覚戦国小説

翳りの城三吉眞一郎(みよししんいちろう)さんの戦国時代小説、『翳りの城(かげりのしろ)』が竹書房文庫より刊行されました。

元亀三年(1572)、武田信玄が上洛を目指し軍を進める。主力軍の側面攻略の命を受けた猛将・剣崎弦馬率いる別動隊は、天龍峡の丘に奇妙な小城を発見する。その城は無表情な壁面を持つ四角形で、堀も櫓もない異様なものだった。さらには人影も見当たらない。
弦馬は徳川軍の城と判断し、力攻めでの突撃の命を下すが、仕掛けられた数々の罠によって兵たちは次々と血の海に沈んでいく。二十数年にわたる戦の経験をもち、城攻めを得手とする弦馬は死力を尽くして謎の城を攻略せんとするが……。

作者の三吉さんは、1951年静岡県静岡市生まれ。定年退職後の2013年12月に竹書房より単行本で刊行された本書がデビュー作。武将でも、兵士でもなく、「人を喰らう城」を主人公とした、新感覚の戦国時代小説です。血に染まった凄絶な戦闘シーンの連続、最後まで一気に読ませる奇想天外の展開に、熱くなります。

戦国時代を舞台にした時代小説を書かれることが多い作家の鈴木輝一郎さんが文庫巻末の解説を書かれています。

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『翳りの城』