2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

新しい時代小説の書き手に出会える、招き猫文庫9月の新刊

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青志郎秘拳帖 夢の仇路白泉社招き猫文庫から今月も5点の文庫書き下ろし時代小説の新刊がリリースされました。

真藤いつき(しんどういつき)さんの『青志郎秘拳帖 夢の仇路』は、純情青春時代小説。寛政の改革後、五島列島の島で、母の手ひとつで武士の子として育てられた青志郎が不思議な老人と出会い、秘拳を修得。突然亡くなった母の遺言に従って旅立った彼が立ち向かう先は……。
カバーイラストは、「パタリロ」の魔夜峰央さんです!

あかほり悟(あかほりさとる)さんの『藍の武士 御用絵師一丸』は、天保の改革を推し進める水野忠邦に対抗する、広大院(徳川家斉の正室)に仕える絵師一丸の“毒師”としての活躍を描く伝奇ロマン。毒師とは毒を用いた暗殺者のこと。

朝日奈錬(あさひなれん)さんの『妖医玄眞 京都備忘録』は、幕末の京都が舞台。人のふりをして町医者をつとめる妖の玄眞と助手マル、彼らと奇妙な縁をもつことになる浪士カクの三人が、町で起こる不可思議な事件を解決していく……。

若月ヒカル(わかつきひかる)さんの『公家姫挿し花屋控帳』。華道の家元で貧乏公家家に生まれた蓉(よう)は、徳川家重の正室・比宮培子姫に花を手向ける華務職として京より呼び寄せれらた。しかし、姫は亡くなり蓉は用無しに。破天荒で型破り、ちょっと変わった蓉の江戸での悲喜こもごもの日々とは……。

藤村与一郎さんの『振り子のお稲 水晶占い捕物噺』。水質低下で苦しむ江戸で起きた水茶屋の主殺し。水晶占いで不思議な力を発揮する少女お稲は、この事件で御用聞きの彦十と出会い、反発しながらも手を携えて難事件を解決していく。しかし、二人は実の父娘であることを知らない……。

今月もどれから読もうか迷ってしまう、楽しみなラインナップです。

→白泉社招き猫文庫

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