2020年3月下旬の新刊

時代小説 文庫新刊情報

2020年3月下旬の新刊(21日→月末)

2020年3月21日から3月31日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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角川文庫からは、上田秀人さんの文庫書き下ろし時代小説の新シリーズ、『高家表裏譚1 跡継』が始まります。

幕府と朝廷の礼法を司る「高家」に生まれた吉良三郎義央(後の上野介)は、十三歳になり、吉良家の跡取りとして将軍にお目見えを願い出た。三郎は無事跡取りとして認められたが、大名たちに不穏な動きが……。

PHP文芸文庫からは、畠山健二さんの人気時代小説シリーズの最新刊、『本所おけら長屋(十四)』が出ます。

長屋の住人が娘や妹のように思っているお糸の出産がいよいよ近づき、みな落ち着かない。安産祈願として、大吉のおみくじをお糸に贈ろうとするが、思いがけないことが起こり……「おみくじ」など、笑いと涙の詰まった四篇を収録。

今月注目なのが、新潮文庫の新刊です。

帚木蓬生さんの『守教(上・下)』は、戦国期の伝来から、弾圧を経て、江戸時代の終わりまで。九州のその村に、隠れつづけたキリシタンたちの、過酷な状況を、残酷な処刑を、心の迷いを、温かい視線で描ききった感動の歴史小説です。

木内昇さんの『球道恋々』は、明治野球の熱狂と人生の喜びを軽やかに綴る痛快長篇。時は明治39年。業界紙編集長を務める宮本銀平に、母校・一高野球部から突然コーチの依頼が舞い込んだ……。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●3月24日発売 KADOKAWA・角川ソフィア文庫
『漢字文化の世界』藤堂明保『漢字文化の世界』
『贋札の世界史』植村峻『贋札の世界史』
●3月24日発売 KADOKAWA・角川文庫
『高家表裏譚1 跡継』上田秀人『高家表裏譚1 跡継』
『償い 八丁堀赤鬼忠孝譚』小杉健治『償い 八丁堀赤鬼忠孝譚』
『宮廷神官物語 十』榎田ユウリ『宮廷神官物語 十』
『疑う眼差し 身代わり若殿 葉月定光5』佐々木裕一『疑う眼差し 身代わり若殿 葉月定光5』
●3月25日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『本所おけら長屋(十四)』畠山健二『本所おけら長屋(十四)』
●3月26日発売 二見書房・二見時代小説文庫
『評定所留役 秘録5 鷹は死なず』牧秀彦『評定所留役 秘録5 鷹は死なず』
『盗人の仇討ち 勘十郎まかり通る2』早見俊『盗人の仇討ち 勘十郎まかり通る2』
『消えた御世嗣 剣客奉行 柳生久通3』藤水名子『消えた御世嗣 剣客奉行 柳生久通3』
●3月27日発売 新潮社・新潮文庫
『守教(上)』帚木蓬生『守教(上)』
『守教(下)』帚木蓬生『守教(下)』
『球道恋々』木内昇『球道恋々』
『宮沢賢治の真実 ―修羅を生きた詩人』今野勉『宮沢賢治の真実 ―修羅を生きた詩人』
『花になるらん ―明治おんな繁盛記』玉岡かおる『花になるらん ―明治おんな繁盛記』

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