捕物

市井人情

「2023年12月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『北の御番所 反骨日録(九) 廓証文』|芝村凉也|双葉文庫2023年12月11日から12月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2023年12月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました今月注目しているのは、双葉文庫から刊行される...
剣豪

又兵衛は「無冤録述」に載るような奇妙な屍骸の謎を追う

『はぐれ又兵衛例繰控(八) 赤札始末』|坂岡真|双葉文庫坂岡真(さかおかしん)さんの文庫書き下ろし時代小説、『はぐれ又兵衛例繰控(八) 赤札始末』(双葉文庫)を読みました。著者は2022年に、本シリーズと「鬼役」「鬼役外伝」シリーズ(光文社...
ミステリー

東京新聞で、あさのあつこさんの『野火、奔る』を紹介

『野火、奔る』|あさのあつこ|光文社11月25日(土)の東京新聞朝刊(中日新聞は11月26日)の読書面の「推し時代小説」のコーナーで、おすすめの時代小説を紹介させていただきました。「推し時代小説」は、旬のおすすめの作品を、文芸ジャーナリスト...
ユーモア

最強兵器の土下座を禁止された「どげざ駿河」。どうする?

『土下座奉行 どげざ禁止令』|伊藤尋也|小学館文庫時代小説デビュー作『土下座奉行』で、本年度の第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、伊藤尋也(いとうひろや)さんの続編が出ました。『土下座奉行 どげざ禁止令』(小学館文...
単行本

荷を乗せた船が消え、おちやは連れ戻され…。遠野屋に危難が

『野火、奔る』|あさのあつこ|光文社あさのあつこさんの『乱鴉の空』の文庫解説の執筆を機に、「弥勒」シリーズを第1巻から読み直し、その面白さにすっかりはまりました。最新刊の『野火、奔る(のび、はしる)』(光文社)が刊行されたので、紹介します。...