2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

ミステリマガジンで『戯作屋伴内捕物ばなし』の解説執筆

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『ハヤカワ ミステリマガジン 2021年11月号』|早川書房

ハヤカワ ミステリマガジン 2021年11 月号『ハヤカワ ミステリマガジン 2021年11月号』(早川書房)で、稲葉一広さんの『戯作屋伴内捕物ばなし』の文庫解説文を書かせていただきました。

第2特集「ハヤカワ文庫JA総解説 ミステリ篇」のPart2では、アガサ・クリスティー賞受賞作や時代ミステリを交えて、2010年9月から2021年8月刊行の作品まで70編以上の文庫解説が一挙に掲載されています。

日下三蔵さん、大矢博子さん、末國善己さん、細谷正充さんなど錚々たる面々の解説に思わず、読み入ってしまいました。

『戯作屋伴内捕物ばなし』は、売れない戯作者が、幽霊や妖しがらみの事件の謎を解く捕物小説です。読み返して、やはり面白く、続編が出ないかなあとあらためて思いました。

第1特集では、月村了衛さんの大人気シリーズの最新作『機龍警察 白骨街道』刊行記念として、著者へのロングインタビュー、書店員座談会などが掲載されています。

そのほか、第11回アガサ・クリスティー賞受賞の逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』の冒頭部分が収載されていて、読みどころがいっぱいです。

ハヤカワ ミステリマガジン 2021年11月号

早川書房
2021年9月25日発売
(2021年11月1日発行)

Cover Photo:(c)D-Keine/Getty Images
Cover Design:日高祐也

本文320ページ

■Amazon.co.jp
『ハヤカワ ミステリマガジン 2021年11月号』(早川書房)
『戯作屋伴内捕物ばなし』(稲葉一広・ハヤカワ時代ミステリ文庫)
『機龍警察 白骨街道』(月村了衛・早川書房)

稲葉一広|時代小説ガイド
稲葉一広|いなばかずひろ|時代小説・作家 1960年生まれ、神奈川県横浜市出身。國學院大學文学部文学科卒業。脚本家として活躍。 2018年、「ミステリマガジン」2018年5月号に小説『戯作屋伴内捕物ばなし』で時代小説デビュー。 時代小説SH...