『オール讀物』2016年2月号は、没後二十年「藤沢周平の美学」特集

『オール讀物』2017年2月号『オール讀物』2017年2月号(文藝春秋)で、没後二十年総力特集「藤沢周平の美学」 をやっていて入手しました。

早いもので、1997年1月26日に逝去されてから、二十年が経つのですね。
一人娘の遠藤展子さんと阿川佐和子さんの対談や、「藤沢周平の旅路」の記事を通して、創作の秘密とともに、家族の中での藤沢周平さんの姿が目に浮かんできて、懐かしくなりました。

1971年、第38回オール讀物新人賞を受賞し直木賞候補になった、短編小説「溟い海(くらいうみ)」も収録されています(文庫では『暗殺の年輪』に収録)。
晩年の葛飾北斎を描いたこの作品は、時代小説家として確固たる一歩を踏み出した記念碑的な作品です。
早速、再読しました。

山口恵以子さんや川井郁子さんら各界の著名人が語る、藤沢周平「私の一冊」は、読者目線で藤沢作品の魅力が伝わってきます。

今年、没後二十年、生誕九十年ということで、さまざまな記念出版や企画が行われます。
映画化『一茶』創作のたくらみの記事によると、藤沢周平原作の評伝小説『一茶』がリリー・フランキーさんの主演で夏に公開を予定されるいうことで楽しみです。

藤沢作品の装画を多数手がけてきた画家の蓬田やすひろさんの話を読み、鶴岡市立藤沢周平記念館で開催されている「藤沢周平没後20年特別企画展〈藤沢作品の世界〉」へもますます行きたくなりました。

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『オール讀物』2017年2月号
『暗殺の年輪』
『一茶』

⇒鶴岡市立藤沢周平記念館
⇒『オール讀物』|文藝春秋