潰れかけた店をプロデュース、平賀源内の痛快な活躍

平賀源内江戸長屋日記 青嵐薫風福原俊彦さんの文庫書き下ろし時代小説、『平賀源内江戸長屋日記 青嵐薫風(せいらんくんぷう)』が徳間文庫より刊行されました。神田の長屋に住む、元讃岐藩士・平賀源内が難事件を解決する『春風駘蕩』に続く、「平賀源内江戸長屋日記」シリーズの第2弾です。

江戸・神田の長屋に暮らす平賀源内は、ある日、同じ長屋に住むお梅に頼まれて、閑古鳥が鳴いている和菓子屋「立松」の立て直しを頼まれた。かつて夏に売れ行きの悪い鰻を売る相談を受けて、成功したのを知ってのことだ。源内は、しぶしぶ引き受けるが、己の知識と人脈で、意外な菓子を作り出す。万事が順調と思えた矢先に、和菓子屋「立松」の主人・甚五郎が殺された……。

物語の中でも紹介されていますが、平賀源内というと、当時は冬が旬として食べられていた鰻を、夏の「土用の丑」として広めたことで知られています。本書では、殺人事件の謎解きとともに、源内が知恵と知識を駆使して、どのような菓子を作り出して、潰れかけた和菓子屋をプロデュースするのか、興味が湧きます。

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『平賀源内江戸長屋日記 春風駘蕩』
『平賀源内江戸長屋日記 青嵐薫風』