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織田信長|時代小説で読む

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[お] 織田信長|おだのぶなが|武将、戦国大名|戦国

織田信長は、「キング・オブ・戦国」というような存在で、歴史時代小説で最も描かれることが多い人物の一人です。

桶狭間の戦いから本能寺の変まで、戦乱の中を駆け抜けた人生は、どこを切り取っても面白い戦国物語となっています。

司馬遼太郎さんの『国盗り物語』です。
前半の斎藤道三編を受けた、後半部分の織田信長編がドラマチックで信長人気を決定付けた作品の一つです。

安部龍太郎さんの『信長燃ゆ』は、公家や忍者多彩な人物を交えて、信長の生涯に迫る長編小説。

花村萬月さんの『信長私記』は、新しい視点で、信長の特異な実像に迫った長編小説です。

岡田秀文さんの『信長の影』は、上杉謙信・蒲生氏郷・柴田勝家・足利義昭・土田御前らライバルや家臣、血縁者を通して描く短編集。

垣根涼介さんの『信長の原理』は、この世を支配する原理に基づき、「本能寺の変」を読み解く歴史エンタメ。

上田秀人さんの『天主信長〈表〉 我こそ天下なり』は、信長が思い描いた天下と本能寺の謎を描いた作品。
『天主信長〈裏〉 天を望むなかれ』は、黒田官兵衛から見た信長と天下を描く。裏バージョン。

天野純希さんの『信長 暁の魔王』は、実母への憎悪の呪縛に囚われ続け、親子の情を知らずに育ち、強くなりたいと切望し続けた、信長を描く長編小説。

山本兼一さんの『信長死すべし』は、帝の勅命から本能寺の変までの38日間謎を、明智光秀をはじめ、近衛前久、吉田兼和、徳川家康ら、信長を取り巻く男たちを通して描きます。

「本能寺の変」で焼失した信長の遺骸を負う歴史ミステリーが、加藤廣さんの『信長の棺』

富樫倫太郎さんの『信長の二十四時間』は、「本能寺の変」の1日を克明に描いた長編。

信長を殺したのは誰か? 風野真知雄さんの『密室 本能寺の変』は、本能寺の変の前に信長が殺されていて、光秀が犯人捜しをするという大胆な発想のミステリー。

『決戦!本能寺』は、伊東潤さん、葉室麟さん、冲方丁さんら七人の作家が、本能寺の変に関わる人物を取り上げて描くアンソロジーです。

本能寺の変で、信長の側に仕えていた森蘭丸(乱丸)にスポットを当てたのが、宮本昌孝さんの『乱丸』大塚卓嗣さんの『天魔乱丸』

岡本さとるさんの『さらば黒き武士(もののふ)』に収録された表題作は、宣教師ヴァリニャーニから織田信長に献上された弥助を描いた短編です。

岩井三四二さんの『死んだのか、信長 本能寺の変異聞』は、本能寺の変の報を聞いてとまどう男たち、女たちを描いた連作短編集。

信長の正室、帰蝶(濃姫)の視点から信長を描く作品では、諸田玲子さんの『帰蝶』篠綾子さんの『岐山の蝶』宮本昌孝さんの『ドナ・ビボラの爪』があります。

霧島兵庫さんの『信長を生んだ男』は、覇者信長を世に出すために講じた、弟・織田信行(信勝)の身命を賭けた策を描きます。

明智光秀との相剋をテーマにしたのが、堺屋太一さんの『鬼と人と 信長と光秀』です。信長を鬼になぞらえ、人である光秀が対峙する物語。

織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)の出世争いを描いたのが、仁木英之さんの『レギオニス 興隆編』

谷津矢車さんの『信長様はもういない』は、織田信長の乳兄弟で武将の池田恒興を主人公に、信長が書き残した秘伝書を頼りに、信長亡き世を生き抜こうとする長編小説。

天野純希さんの『信長嫌い』は、織田信長さえ、いなければ……。信長に人生を翻弄された男たちを描いた、敗者たちの戦国列伝です。

DATA
生誕:天文3年〈1534年〉
死没:天正10年〈1582年〉6月2日
出身地:尾張国
別名:通称:三郎、上総守、上総介、右大将、右府
家族:(父)織田信秀、(母)土田御前
(兄弟)信広、信行、信包、信治、信時、信興、秀孝、秀成、信照、長益、長利、お犬の方、お市の方
(妻)帰蝶(濃姫)
(子)信忠、信雄、信孝

時代小説SHOW 投稿記事

若き日の信長のライバルで理解者、実弟織田信行の真実
『信長を生んだ男』 霧島兵庫(きりしまひょうご)さんの長編歴史時代小説、『信長を生んだ男』(新潮文庫)を入手しました。 安倍首相の後継を決める、自民党総裁選の立候補者の顔ぶれを、戦国時代に置き換えるとどういうことなのか、妄想をが膨らみました...
天童にて、肖像画の織田信長に出会う
南東北の旅の3日目は、山形駅から天童駅にやってきました。 天童市は、将棋の駒が伝統工芸品として有名で、天童駅に隣接して天童市将棋資料館があります。また、駅から徒歩10分程度に天童温泉街があり、観光に便利です。 近年は山形市のベッドタウンとし...
織田信長の正室・帰蝶の謎に包まれた生涯を描く
光秀の従妹にして信長の正室、帰蝶〈濃姫〉。大胆な推理を交えて、波瀾に満ちた生涯を描く、諸田玲子さんの『帰蝶』がPHP研究所より刊行されました。 “美濃のマムシ”こと、斎藤道三の娘で、明智光秀の従妹。美濃衆の期待を一身に集めて織田信長に嫁いだ...

時代小説リスト

:おすすめ、:気になる

『国盗り物語(三)』司馬遼太郎『国盗り物語(三)』(新潮社・新潮文庫、1971年12月刊)長編
『国盗り物語(四)』司馬遼太郎『国盗り物語(四)』(新潮社・新潮文庫、1971年12月刊)長編
『信長の原理(上)』垣根涼介『信長の原理(上)』(KADOKAWA・角川文庫、2020年9月刊)長編
『信長の原理(下)』垣根涼介『信長の原理(下)』(KADOKAWA・角川文庫、2020年9月刊)長編
『天主信長〈表〉 我こそ天下なり』上田秀人『天主信長〈表〉 我こそ天下なり』(講談社・講談社文庫、2013年8月刊)長編
『天主信長〈裏〉 天を望むなかれ』上田秀人『天主信長〈裏〉 天を望むなかれ』(講談社・講談社文庫、2013年8月刊)長編
『信長の笑み、光秀の涙』辻大悟『信長の笑み、光秀の涙』(双葉社・双葉文庫、2020年1月刊)長編
『死んだのか、信長』岩井三四二『死んだのか、信長』(PHP研究所・PHP文芸文庫、2017年1月刊)長編
『ドナ・ビボラの爪 上-帰蝶純愛 篇』宮本昌孝『ドナ・ビボラの爪 上-帰蝶純愛 篇』(中央公論新社・中公文庫、2019年8月刊)長編
『ドナ・ビボラの爪 下-光秀死闘 篇』宮本昌孝『ドナ・ビボラの爪 下-光秀死闘 篇』(中央公論新社・中公文庫、2019年8月刊)長編
『鬼と人と (上) 信長と光秀』堺屋太一『鬼と人と (上) 信長と光秀』(朝日新聞出版・朝日文庫、2019年12月刊)長編
『鬼と人と (下) 信長と光秀』堺屋太一『鬼と人と (下) 信長と光秀』(朝日新聞出版・朝日文庫、2019年12月刊)長編
『密室 本能寺の変』風野真知雄『密室 本能寺の変』(祥伝社・祥伝社文庫、2018年8月刊)長編
『乱丸 天』宮本昌孝『乱丸 天』(徳間書店・徳間文庫、2017年1月刊)長編
『乱丸 地』宮本昌孝『乱丸 地』(徳間書店・徳間文庫、2017年1月刊)長編
『乱丸 人』宮本昌孝『乱丸 人』(徳間書店・徳間文庫、2017年1月刊)長編
『岐山の蝶』篠綾子『岐山の蝶』(集英社・集英社文庫、2019年12月刊)長編
『帰蝶(きちょう)』諸田玲子『帰蝶(きちょう)』(PHP研究所・PHP文芸文庫、2018年11月刊)長編
『常世の勇者 – 信長の十一日間』早見俊『常世の勇者 - 信長の十一日間』(中央公論新社・中公文庫、2017年2月刊)長編
『信長の二十四時間』富樫倫太郎『信長の二十四時間』(講談社・講談社文庫、2017年10月刊)長編
『信長の影』岡田秀文『信長の影』(双葉社・双葉文庫、2015年1月刊)長編
『さらば黒き武士』岡本さとる『さらば黒き武士』(光文社・光文社文庫、2019年11月刊)短編
『續 信長私記』花村萬月『續 信長私記』(講談社・講談社文庫、2017年11月刊)長編
『信長私記』花村萬月『信長私記』(講談社・講談社文庫、2017年10月刊)長編
『レギオニス-興隆編』仁木英之『レギオニス-興隆編』(中央公論新社・中公文庫、2018年10月刊)長編
『レギオニス 信長の天運』仁木英之『レギオニス 信長の天運』(中央公論新社・中公文庫、2019年1月刊)長編
『信長の狂気』星亮一『信長の狂気』(文芸社・文芸社文庫、2017年2月刊)長編
『うつけ世に立つ: 岐阜信長譜』早見俊『うつけ世に立つ: 岐阜信長譜』(徳間書店・徳間文庫、2018年8月刊)長編
『天魔乱丸』大塚卓嗣『天魔乱丸』(早川書房・ハヤカワ時代ミステリ文庫、2019年10月刊)長編
『信長様はもういない』谷津矢車『信長様はもういない』(光文社・光文社文庫、2020年1月刊)長編
『信長の傭兵』津本陽『信長の傭兵』(実業之日本社・実業之日本社文庫、2018年2月刊)長編
『信長嫌い』天野純希『信長嫌い』(新潮社・新潮文庫、2019年9月刊)長編
『信長 暁の魔王』天野純希『信長 暁の魔王』(集英社・集英社文庫、2017年10月刊)長編
『信長の軍師 巻の二 風雲編』岩室忍『信長の軍師 巻の二 風雲編』(祥伝社・祥伝社文庫、2019年3月刊)長編
『信長の軍師 巻の四 大悟編』岩室忍『信長の軍師 巻の四 大悟編』(祥伝社・祥伝社文庫、2019年5月刊)長編
『信長の軍師 巻の三 怒濤編』岩室忍『信長の軍師 巻の三 怒濤編』(祥伝社・祥伝社文庫、2019年4月刊)長編
『信長の軍師 巻の一 立志編』岩室忍『信長の軍師 巻の一 立志編』(祥伝社・祥伝社文庫、2019年2月刊)長編
『戦国物語 信長と家康』山本周五郎『戦国物語 信長と家康』(講談社・講談社文庫、2018年10月刊)長編
『信長を生んだ男』霧島兵庫『信長を生んだ男』(新潮社・新潮文庫、2020年8月刊)長編
『信長の棺 上』加藤廣『信長の棺 上』(文藝春秋・文春文庫、2008年9月刊)長編
『信長の棺 下』加藤廣『信長の棺 下』(文藝春秋・文春文庫、2008年9月刊)長編
『信長燃ゆ(上)』安部龍太郎『信長燃ゆ(上)』(新潮社・新潮文庫、2004年9月刊)長編
『信長燃ゆ(上)』安部龍太郎『信長燃ゆ(下)』(新潮社・新潮文庫、2004年9月刊)長編
『信長死すべし』山本兼一『信長死すべし』(KADOKAWA・角川文庫、2014年12月刊)長編
『本能寺消失 信長秘録』井沢元彦『本能寺消失 信長秘録』(コスミック出版・コスミック・時代文庫、2020年11月刊)長編
『決戦! 本能寺』伊東潤、矢野隆ほか『決戦! 本能寺』(講談社・講談社文庫、2018年3月刊)アンソロジー
『決戦!桶狭間』冲方丁、砂原浩太朗、矢野隆ほか『決戦!桶狭間』(講談社・講談社文庫、2019年4月刊)アンソロジー
『安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録』加藤廣『安土城の幽霊 「信長の棺」異聞録』(文藝春秋・文春文庫、2013年6月刊)短編

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