本当に面白かった時代小説のランキング&ガイド『この時代小説がすごい!2022年版』が出ました!

講談 碑夜十郎 上・下

講談 碑夜十郎 上
講談 碑夜十郎 上・下

(こうだんいしぶみやじゅうろう)

半村良

(はんむらりょう)
[時代SF]
★★★☆☆

NHKの金曜時代劇「天晴れ夜十郎」の原作。TV以前の人たちには常識の「天保六花撰」が、ようやくこの本でわかった。後半「巨人さま」が出てくる頃からSF色が濃くなり、時代小説ファンとしてはちょっと残念。

千住のお十夜(浄土宗の十月の行事)に、石碑の上で全裸で眠っていた美男子は、女賊・花房のお絹に助けられ、「碑夜十郎」と名付けられた。夜十郎は、記憶を失ったままながら剣の達人として、河内山宗俊ら「天保六花撰」メンバーとともに、江戸の悪を懲らしめる講談タッチの長編小説。

ドラマ化された配役:碑夜十郎(阿部寛)、お絹(黒木瞳)、河内山宗俊(石坂浩二)、浪風達之介(蟹江敬三)、平助(せんだ光雄)、三十歳(若村麻由美)、金子市之丞(勝野洋)、森田屋清蔵(岡本富士太)、片岡直次郎(沖田浩之)、丑松(高橋克実)、永井五衛門(平泉成)、おしん婆あ(春川ますみ)

カバーデザイン:安彦勝博
カバー画:天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)
舞台:天保三年~四年、浅草田原町蛇骨長屋
(講談社文庫・上660円、下560円・1992/04/15)
購入日:1996/09/25
読破日:1996/09/28

Amazon.co.jpで購入 [集英社文庫版] [Kindle版]