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千野隆司さんの『めおと旅籠繁盛記』の文庫解説を執筆

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『めおと旅籠繁盛記』|千野隆司|小学館文庫

めおと旅籠繁盛記2024年4月刊行の、千野隆司(ちのたかし)さんの『めおと旅籠繁盛記』(小学館文庫)の文庫解説を書かせていただきました。

「時代小説SHOW」では、20年以上にわたって多くの時代小説を紹介してきましたが、サイトと同じように歩んできた文庫書き下ろし時代小説には思い入れがあります。

長年にわたり文庫書き下ろしのスタイルで新刊を出し続けてきた千野さんは、とりわけ敬愛している作家のひとりです。この度、文庫の解説のお仕事をいただき感激し、ゲラ(校正刷り)で一足早く千野ワールドを堪能し感激しました。

 賭場検めの騒ぎで重傷を負った無宿者の直次は、逃げた先で、図らずも板橋宿の旅籠「松丸屋」の娘・お路を助ける。主人のお人好しが災いし、今にも潰れそうな松丸屋だが、さらに近頃は追剥が出没するせいで、町全体が寂れ始めているちう。怪我の完治まで松丸屋を利用してやろうと考えた直次だが、居心地は悪くない。余所者を警戒する住人も多い一方、直次の働きを認める者も出てきた。いよいよ追剥の行状が激化するなか、直次は、道中奉行の命を受けた江戸四宿見廻り役・恩間と共に解決に乗り出す――。

(『めおと旅籠繁盛記』カバー裏の紹介文より)

板橋宿に新たな居場所を見つけた直次がどんな体験をして成長し、お路と二人で苦境を乗り越えて旅籠を繁盛させていくのか、興味がつきない、爽やかで痛快な時代小説が始まりました。

解説では、著者の作品の特長、舞台となった板橋宿の概略、読みどころなどについて、書かせていただきました。小説を楽しむ前のガイド、読み終わった後の振り返りにつながればという願いを込めました。

『めおと旅籠繁盛記』(千野隆司・小学館文庫)解説

書店店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

■今回取り上げた本

千野隆司|時代小説ガイド
千野隆司|ちのたかし|時代小説・作家 1951年、東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒、出版社勤務を経て作家デビュー。 1990年、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞受賞。 2018年、「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリ...