2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

「2022年2月の新刊(単行本)」をアップ

アドセンス広告、アフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

『高望の大刀』|夜弦雅也|日本経済新聞出版

高望の大刀2022年2月1日から2月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年2月の新刊(単行本)」を掲載しました。

今月は、日本経済新聞出版から刊行される、夜弦雅也(やげんまさや)さんの『高望の大刀』を紹介します。

2021年12月に発表された第13回日経小説大賞(日本経済新聞社・日経BP共催)の受賞作です。

第13回日経小説大賞が決定

第13回日経小説大賞受賞作は、平安裏面史を大胆に描いた歴史活劇!
桓武天皇の曾孫にして、将門の祖父、謎多きもののふ、平高望が縦横無尽に疾駆する。

朝廷支配にしばられず土地を治める。日本につくす官職としてでなく、民につくす武門の領袖――それこそが日本にまだおらぬ者だ。武士(もののふ)と呼んでもよい。兵(つわもの)と呼んでもよかろう。悲しむ民を減らせるのであれば、鬼でいる値打ちはあるやも知れぬ――

(『高望の大刀』Amazon内容紹介より)

内容紹介によると、桓武平氏の祖、武将の平高望を主人公に、平安の裏面史を創作した歴史活劇。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目される、平清盛の祖先。
文字でしか知らない人物がグッと身近になりそうです。

第12回(2020年)日経小説大賞を『利生の人 尊氏と正成』で受賞された、天津佳之(あまつよしゆき)さんの受賞後第1作となる、『和らぎの国 小説・推古天皇』も同日発売となります。こちらも注目です。

単行本★2022年2月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2022年2月の新刊(1日→末日) 2022年2月1日から2月2月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリ...

■Amazon.co.jp
『高望の大刀』(夜弦雅也・日本経済新聞出版)
『利生の人 尊氏と正成』(天津佳之・日本経済新聞出版)
『和らぎの国 小説・推古天皇』(天津佳之・日本経済新聞出版)

夜弦雅也|時代小説ガイド
夜弦雅也|やげんまさや|時代小説・作家 福岡県出身。愛媛大学理学部卒業後、企業で法規関連などの業務に携わる。 2021年、「高望の大刀(たかもちのたち)」で第13回日経小説大賞受賞、2022年、同作で単行本デビュー。 同年、第5回書評家・細...