2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

単行本

人物

「2020年4月の新刊(単行本)」をアップ

2020年4月1日から4月30日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年4月の新刊(単行本)」を掲載しました。 今月は、新潮社から刊行される、朝井まかてさんの『輪舞曲(ロンド)』を紹介します。「小説...
ミステリー

天下の奇人か、稀代の天才か。平賀源内の晩年の謎に迫る

乾緑郎(いぬいろくろう)さんの長編時代小説、『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』(宝島社)を紹介します。 著者の乾さんは、2010年、SFミステリー『完全なる首長竜の日』で『このミステリーがすごい!(このミス)』大賞を、伝奇時代小説『忍び外伝』で...
単行本

秀吉、家康から、名門足利家を守った二人の姫たちの戦い

神家正成(かみやまさなり)さんの長編時代小説、『さくらと扇』(徳間書店)を入手しました。 本書は、歴史小説イノベーション「操觚の会(そうこのかい)」と、栃木県さくら市がコラボレーションして生まれた、歴史時代小説です。 2017年11月に栃木...
人物

北海道開拓に命を捧げた者たちの感動の物語、第二弾

浮穴みみ(うきあなみみ)さんの時代小説集、『楡の墓』(双葉社)を入手しました。 本書は、明治初期の函館(箱館)を舞台にした5つの珠玉の短篇を収録した、『鳳凰の船』に続く、北海道開拓に命を捧げた者たちを描いた5編を描いた短篇集です。 明治初期...
単行本

最低亭主から別れて、人生を取り戻せ――江戸の離婚模様

西條奈加さんの長編時代小説、『わかれ縁(えにし)』を入手しました。 浮気と借金を繰り返す最低亭主から逃げた女房は、離縁できるのか? 江戸の離婚模様というと、田牧大和さんの『縁切寺お助け帖』など、幕府公認の縁切寺、鎌倉・東慶寺へ駆け込む女性た...