捕物

市井人情

江戸目明かし総元締を継いだ元侍が、とことん悪を追い詰める

『初めての梅 船宿たき川捕り物暦』樋口有介さんの長編時代小説、『初めての梅 船宿たき川捕り物暦』(祥伝社文庫)を入手しました。前作『変わり朝顔』では、浪人真木倩一郎(まさきせいいちろう)は、奥州白河藩主松平定信からの仕官要請を断りましたが、...
単行本

二人の「きたさん」が事件を通して成長していく人情捕物帖

『きたきた捕物帖』宮部みゆきさんの長編時代小説、『きたきた捕物帖』(PHP研究所)を献本いただきました。多くの時代ミステリーを発表してきた著者ですが、「捕物帖」とタイトルに入る作品は、本書が初めてです。「私がずっと書きたかった捕物帖」「生涯...
剣豪

落胤の若侍と目明しの娘の出会いは、幕府の闇を抉る捕物劇に

『変わり朝顔 船宿たき川捕り物暦』樋口有介(ひぐちゆうすけ)さんの初の時代小説、『変わり朝顔 船宿たき川捕り物暦』(祥伝社文庫)を紹介します。本書は、2007年にちくま文庫から刊行された『船宿たき川捕物暦』を改題して祥伝社文庫より復刊したも...
オンデマンド本

幕末の江戸情緒とトリックとプロットが楽しめる捕物小説

『宝引の辰 捕者帳 第四巻 織姫かえる』泡坂妻夫(あわさかつまお)さんの捕物小説、『宝引の辰 捕者帳(ほうびきのたつとりものちょう) 第四巻 織姫かえる』オンデマンド本を献本いただきました。神田千両町に住む、宝引の辰親分が事件の謎を解く、捕...
単行本

「2020年5月の新刊(単行本)」をアップ

『きたきた捕物帖』2020年5月1日から5月31日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年5月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、PHP研究所から刊行される、宮部みゆきさんの『きたきた捕物帖』...