2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

海洋

単行本

若き漁師達吉は命をかけて異人を助ける、ニール号沈没異聞

『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』|鳴神響一|早川書房 鳴神響一さんの長編歴史小説、『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)をご恵贈いただきました。 2021年3月20日は春分の日でお彼岸の中日です。 147年前の1874年(明治7年)3月2...
文庫

江戸のヨットレース、新酒番船を爽やかに描く、海洋時代小説

『新酒番船』 佐伯泰英さんの文庫書き下ろし時代小説、『新酒番船(しんしゅばんふね)』(光文社文庫)を入手しました。 灘で酒造りを行う「丹波杜氏」の見習の若者・海次(かいじ)が、新酒を江戸に運ぶ「新酒番船」に乗り込み、船乗りとして活躍していく...
市井人情

「2020年6月上旬の新刊(文庫)」をアップ

『新酒番船』|光文社文庫 2020年6月1日から6月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年6月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、光文社文庫から刊行される、佐伯泰英さんの『新酒番船(しんしゅばんふね)』...
人物

幕臣三浦按針となった、ウィリアム・アダムスの波瀾の生涯

『按針』 仁志耕一郎(にしこういちろう)さんの文庫書き下ろし長編小説、『按針(あんじん)』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を紹介します。 江戸時代というと、鎖国のイメージが強くありますが、江戸幕府開府の頃は鎖国政策はとられておらず、徳川家康は広...
人物

日本を愛した、青い目のサムライ、三浦按針の冒険ロマン

仁志耕一郎(にしこういちろう)さんの文庫書き下ろし長編小説、『按針(あんじん)』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を献本いただきました。 本書は、江戸幕府開府の頃に、徳川家康に仕えた三浦按針こと、英国人ウィリアム・アダムスの冒険に満ちた半生を描い...