人物 武人の魂を持ち、戦国を生きた絵師海北友松の生涯を描く 葉室麟さんの長篇時代小説、『墨龍賦(ぼくりゅうふ)』(PHP文芸文庫)を献本いただきました。本書は月刊文庫『文蔵』に連載された後、2017年2月にPHP研究所から単行本として刊行された作品の文庫化です。海北友松(かいほうゆうしょう)は、狩野... 2019.11.16 人物戦国芸道
古墳・飛鳥・奈良 壬申の乱を舞台に、『古事記』誕生を描く長篇古代小説 周防柳(すおうやなぎ)さんの古代を描く長篇時代小説、『蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)』(ハルキ文庫)を入手しました。著者は、『八月の青い蝶』で第26回小説すばる新人賞を受賞して、2014年にデビュー。古今和歌集の成立を背景に紀貫之と六歌仙... 2019.11.06 古墳・飛鳥・奈良
幕末維新 勝海舟ら、江戸に暮らした士(サムライ)の素顔に触れる 江戸東京博物館で、明日2019年11月4日まで開催されている、特別展「士 サムライ―天下太平を支えた人びと―」に行ってきました。時代小説を読んでいても、武士なのか、侍なのか、その意味するところや使い分けがあいまいになることがあります。 日本... 2019.11.03 幕末維新武家江戸江戸学資料館・美術館
人物 松阪で蒲生氏郷と本居宣長と三井高利をリスペクト 遅い夏休みをとって、名古屋へ行ってきました。あいにくの雨模様の中、今回は、三重県の松阪市(まつさかし)まで足を延ばしました。松阪は、名古屋から近鉄特急で70分ほどで、伊勢市の手前となります。ブランド牛肉「松阪牛(まつさかうし)」と、縞柄が特... 2019.10.19 人物戦国江戸資料館・美術館
伝奇 新解釈の本能寺の変。森蘭丸を描くピカレスク小説 ハヤカワ時代ミステリ文庫の創刊第2弾、大塚卓嗣(おおつかたくじ)さんの長編歴史時代小説、『天魔乱丸』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を入手しました。著者は、『天衝 水野勝成伝』『宮本伊織』『くるい咲き 越前狂乱』など、戦国時代の個性的な武将を描... 2019.10.17 伝奇戦国