シェア型書店「ほんまる 神保町」に時代小説SHOWの棚ができました

時代

幕末維新

伊藤英明さんの土方歳三って、どう?

浅田次郎さんの『輪違屋糸里』を読み終えた。輪違屋糸里って聞いてピンとくるのは、相当な新選組通だと思う。新選組の局長芹沢鴨が暗殺されたときに、隊士の平間重助と一緒にいた島原の芸妓の名前である。 輪違屋糸里 上 (文春文庫) 作者: 浅田次郎 ...
幕末維新

西洋銃器も駆使し、攻撃力を増す座光寺藤之助

佐伯泰英さんの『邪宗』を読み終える。「交代寄合伊那衆異聞」シリーズの第四弾になるが、ようやくこのシリーズの方向性が見えてきた気がする。日本と外国、保守と革新という対立軸を見せながら、展開していく幕末を舞台にしたエンターテインメント時代小説と...
幕末維新

佐伯泰英作品と長崎

『邪宗』を読み始めた。佐伯泰英さんの「交代寄合伊那衆異聞」の第4弾である。佐伯さんの時代小説はストーリー展開が速くて、主人公のスーパーヒーローぶりが痛快で読みやすい。ということで次々出てくる新作を次々に読むことになる。多くのファンをもつ理由...
戦国

桃山時代は日本のルネサンス

火坂雅志さんの『利休椿』を読んでいる。豊臣秀吉の時代に活躍した文化人を描く短篇集で、一編一編の読み味がよい。 利休椿 (小学館文庫) 作者: 火坂雅志 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2006/10/01 メディア: 文庫 この商品を...
伝奇

平安時代を舞台にしたファンタジーノベル

平岩弓枝さんの『道長の冒険』を読み始めた。平安時代の実力者・藤原道長と楽士・真比呂が活躍する「平安妖異伝」の続編にあたる。 道長の冒険―平安妖異伝 (新潮文庫) 作者: 平岩弓枝 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2006/09/28 ...