シェア型書店「ほんまる 神保町」に時代小説SHOWの棚ができました

時代

戦国

信長時代の間者(スパイ)を描く時代小説

岡田秀文さんの『最後の間者』を読む。先日、読んだ『秀頼、西へ』が面白くて、あらためて岡田作品に注目している。『最後の間者』は、以前に1/4程度読み、投げ出していた本だった。 最後の間者 (時代小説文庫) 作者: 岡田秀文 出版社/メーカー:...
お悔やみ

三好京三さん、死去

1977年に「子育てごっこ」で第76回直木賞を受賞された作家の三好京三さんが、5月11日、脳梗塞のため死去された。76歳だった。 三好さんというと、故郷に縁の深い義経を題材にした時代小説を書かれている。その中でも『陸奥黄金街道―小説金売り吉...
ミステリー

秀頼脱出劇を描く会心作

今年のGWも終わってしまった。すっかり怠け癖がついてしまい、ブログを6日間も休んでしまった。申し訳ない気持ちが半分とスッキリとした気分が半分といったところか。 GW期間中に、岡田秀文さんの『秀頼、西へ』を読んだ。単行本は、『落ちた花は西へ奔...
市井人情

骨董を題材に文明開化の京を描く

火坂雅志さんの『骨董屋征次郎京暦』を読んだ。火坂さんは、2009年のNHK大河ドラマの原作者として注目されていて、戦国時代のヒーローを主人公にした傑作歴史時代小説を多く書かれている。歴史上の人物に現代的な視点からスポットを当ててドラマティッ...
ドラマ

NHK大河ドラマの原作に火坂雅志作品が

Webのニュースによると、2009年のNHK大河ドラマは、直江兼続を主人公にした「天地人」に決まったそうだ。原作は火坂雅志さんの同名小説『天地人』である。大河ドラマというと、司馬遼太郎さんや吉川英治さん、山岡荘八さんら歴史小説の巨匠のものが...