時代

女性

美味しい料理とともに描く、江戸版「赤毛のアン」第2作

『あんの青春 春を待つころ お勝手のあん(二)』柴田よしきさんの長編時代小説、『あんの青春 春を待つころ お勝手のあん(二)』(時代小説文庫・ハルキ文庫)を入手しました。著者の時代小説デビュー作『お勝手のあん』は、品川宿の老舗宿屋で働く、女...
伝奇

源義経と巴、木曾義仲が、血吸い鬼との決死の総力戦に挑む

『源平妖乱 信州吸血城』武内涼さんの時代小説書き下ろしシリーズ、『源平妖乱 信州吸血城』(祥伝社文庫)を入手しました。『不死鬼(ふしき) 源平妖乱』に続く、平安末期・源平時代を舞台に、血吸い鬼(吸血鬼)と、人に仇なす鬼を狩る、影御先(かげみ...
人物

鎌倉幕府を倒し、室町幕府を作った、足利尊氏と直義の愛憎劇

『足利兄弟』岡田秀文さんの長編歴史時代小説、『足利兄弟』(双葉文庫)を入手しました。コロナ禍の影響で、NHKテレビで、かつて放映された大河ドラマの名場面集の放送が始まりました。「麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル」...
ミステリー

時代小説で清張賞受賞から21年、ミステリーで乱歩賞受賞

6月8日、第66回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)が発表されて、佐野広実(ひろみ)さんが「わたしが消える」で受賞されました。昨日の朝日新聞夕刊で、「清張賞→乱歩賞、21年経て新人賞また」の見出しで、第66回江戸川乱歩賞の受賞者の佐野さん...
ユーモア

漱石、一葉、子規も絶賛、宮本武蔵の明治の奇妙な冒険

『文豪宮本武蔵』田中啓文(たなかひろふみ)さんの時代小説、『文豪宮本武蔵』(実業之日本社文庫)を入手しました。戦国末期から江戸初期に活躍した剣豪、宮本武蔵が明治にタイムスリップして、剣を捨て小説家に転職するという、痛快時代エンターテインメン...